AppleSilicon「M1」搭載 Mac、通称M1 Mac。
省電力でありながらも性能は抜群とことで人気です。
当初は動作しないアプリもあるとかありましたが、アプリチェッカーなど使えば、事前に動作しないアプリを調べることもでき代替アプリを探すことも用意になりました。
ただ、1つどうにもならないこともあります・・・
そう、外部ディスプレイは1枚しか追加できない。
M1 Macは外部ディスプレイが1枚しか追加できない
M1 Mac購入検討中の方は知っておいてほしい。M1 Macは外部ディスプレイは1枚までだ!!
これは、MacBook AirだからとかProだからとか関係ない。
現状のM1チップの性能なのです。
ちなみに、
M1のビデオのサポートは以下
1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hzに対応
Thunderbolt 3デジタルビデオ出力USB-C経由でDisplayPort出力に標準対応
アダプタ(別売り)を使用したVGA、HDMI、DVI、Thunderbolt 2出力に対応
Intel製のビデオサポートは以下
1台の外部5Kディスプレイで5,120 x 2,880ピクセル解像度、60Hz、十億色以上対応
最大2台の外部4Kディスプレイで4,096 x 2,304ピクセル解像度、60Hz、数百万色以上対応
Thunderbolt 3デジタルビデオ出力USB-C経由でDisplayPort出力に標準対応
アダプタ(別売り)を使用したVGA、HDMI、DVI、Thunderbolt 2出力に対応
M1 Macは本体のディスプレイ+外部モニター1枚が限界なわけです。
でも、ご安心を、「アダプタ(別売り)を使用したVGA、HDMI、DVI、Thunderbolt 2出力に対応」となってますので、本体ディスプレイ+外部モニター2枚も可能です。
まぁ本体プラス外部モニター2枚とか、やっている人少ないだろうけど・・・・
おそらく、そのためにM1 Macは1枚分減らされたのではと思う。
M1 Macで使えるディスプレイアダプターはあるの?
ディスプレイアダプターはピンキリで安ければ1000円程度のものから3万円ぐらいするものまであります。
ただ、モニター数を増やしたいだけならなんでもいいですけども、最近は「HiDPI」や「HDCP」などのデジタル技術が複数あるのでディスプレイアダプターを選ぶのも迷います・・・
ちなみに「HDCP」とは、
デジタルコンテンツの不正コピーを防ぐための著作権保護技術になります。なので、
HDCP 対応の HDMI 端子、DVI-D (デジタル)端子、DisplayPort 端子から出力された映像や音声は暗号化され、これを正しく再生するには入力側も HDCP に対応した HDMI、DVI-D(デジタル)、DisplayPort を装備している必要があります。
とくに、macOSのsafariの場合、映像出力にHDCP対応の環境が必要です。HDCP 非対応の環境では、別ディスプレイに映像出力できない。
簡単にいうと、AmazonプライムやNetflix、Huluが外部ディスプレイには出力できないことになります。例えば以下の商品
1万円を超えたディスプレイアダプターで2画面への4K同時出力できる優れものですが、
- HDCP には非対応で、Hulu、Amazon Video、iTunes などを再生することはできません。
- グラフィックスに対し大きな負荷のかかる、専用 GPU を必要とするようなゲームや動画編集などのアプリケーションには向いていません。
と注意書きがあります。まぁ商品名のところにもWindows用と書かれてますがね。Macでも4K出力だけならMacでも動作するようです。おそらくこのディスプレイアダプターの性能を活かしきれないから、Windows用としてるのでしょう。
個人的にmacOS対応のディスプレイアダプターを探してみたが、明確にHDCP対応していると書かれている商品を見つけることができなかった・・・
macOSでディスプレイアダプター使う際の注意点
Windowsだとあまり気にする必要ないのですが、macOSだとそうもいかない・・・ディスプレイアダプターを使う際に注意してほしい点をいくつか挙げておきます。
- HDMIなどのケーブルにも気を使う(4k対応や転送速度など)
- 本体からの接続とアダプターからの接続を併用することも考える
- 最大解像度を確認する
- HiDPIやHDCPの対応有無を確認する
外部ディスプレイを使う際はケーブル類にも気を使わないとせっかく4K対応の高級なディスプレイを購入しても接続しているHDMIやdisplayケーブルが対応してないもので接続していれば元も子もないのでね。