Windows11がリリースされてから、続々と人柱からの不具合報告が上がってます。
今回紹介するのは、Windows11で一部のアプリケーションが落ちるエラーや、ブルースクリーンを引き起こす原因について紹介したいと思います。
原因は非ASCII文字
アプリが落ちるやブルースクリーンを引き起こす原因として、報告されたのが、レジストリキーに含まれる非ASCII文字にあることが判明しました。
レジストリキーまたは、サブキーに非ASCⅡ文字を使用しているアプリケーションとWindows11の間で互換性に問題があり、影響を受けるアプリケーションを開くことができずブルースクリーンが発生する可能性や他の問題やエラーが発生する可能性があるそうです。
最悪の場合、非ASCII文字を含むレジストリキーを修復できない可能性もあるので厄介です。
参考サイト:Microsoft docs
どんな非ASCⅡ文字がダメなのか
現在、代表例として挙がっているのが、ベトナム企業が開発したウェブブラウザCốc Cốcが挙がっています。
影響のあるverはWindows 11、バージョン21H2
既に問題があったが解決した問題が7つあります。
・Windows 10のタスクバーがWindows 11用に設計された新しいタスクバーにアップグレードされていない問題
・Windows 11のスタートメニューが開かない問題
・AMD製CPUで最大15%のパフォーマンス・ヒットが生じる問題
・「このPCはWindows 11を実行できません」という間違ったエラーが表示される問題
・Windows 11のファイルエクスプローラーがメモリを使いすぎてしまう問題
・Windows 11とOracle VM VirtualBoxの互換性の問題
・Intelの「Killer」およびDellの「SmartByte」でインターネットの通信速度が遅くなる問題
これ以外にも不具合はあるので、今しばらく、メインPCではWindows11へのアップグレードは待った方がいいかもしれません。
追記2021年10月22日
KB5006746で改善か
米Microsoftは10月21日(現地時間)、「Windows 11」のビルド2200.282「KB5006746」のリリースを発表。
Ryzenプロセッサの性能問題を含む多くの問題が改善されるとのこと。
。8コア以上のプロセッサで性能に問題が発する「優先コア」関連の問題については、AMDが同日、新しいチップセットドライバーをリリースしており、こちらで改善する見込み。
このほかにも、新しい日本語IMEを使用してファイル名を変更しようとしたときに発生する問題やBluetoothマウスとキーボードの応答が遅くなる問題など改善するそうです。
詳しくは下記参照ですが、英語です・・・・
参照元:Microsoft