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【炎上】こいつは酷いコナンのスノードーム、クレーム殺到で返金へ

エンタメ

「名探偵コナン」の主要キャラが使われたスノードームのクオリティが低すぎて炎上・・・
※現在、返金対応が決定した。

ツイッターでつぶやいている人のを見たが、中々なクオリティです。(悪い意味で)

他にも、中のフィギュアが外れている傷や気泡、毛が混入しているなど、様々が不具合がある。たぶんまともなのを探す方が大変なのかもしれない・・・

んー某国のコピー商品でももう少しまともな気もする出来栄えだ・・・・

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炎上の経緯を見る

今回、「名探偵コナン」とコラボレーションしたスノードームを販売しているのは、「Super Groupies」というところ、

SuperGroupies(スーパーグルーピーズ)は「ファッションにアニメを!」をコンセプトにアニメ・ゲームとコラボレーションしたファッションアイテムを提案するブランド

とうことで、数多くのアニメやゲームとのコラボ商品を展開してます。

今回、炎上したスノードームもその中の1つ

こういった商品は、一定数を作成し販売後は再販されることは中々ないので、転売ヤーの餌食になることもしばしば・・・

少々話がそれたので、戻すと、2019年9月ごろから受注生産で予約受付を開始してました。当初の予定では2020年2月に発送予定であったものの、延期されました。
※延期の理由は不明

予約開始から1年以上たった10月中頃から予約者に届き始めたわけですが、出来の悪さにツイッターでの報告が殺到「値段の割に質が低すぎる」と話題に挙がったわけです。

動画や画像を見る限りはちゃんとしている。サイズも、高さ16㎝、幅10cm、重さ918gと結構大きい。
問題なのは、値段・・・

これ、9,800円+税+送料500円だと
1万円を超える価格の物を予約し、延期もありながらもやっと届いたとなれば、購入者の期待値はかなり高いはず、なのに、届いたものは上のツイッターのような低クオリティーな物だっとなれば、そりゃ怒るわ・・・

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なぜこんなことになるの?

今回の商品は原産国が中国となってます。
詳しい詳細は私もわからないので憶測でしかありませんが、たぶん「Super Groupies」から商品生産を中国の会社へ委託しているものと思われます。
「Super Groupies」と中国の会社との間で、商品のサンプルやクオリティのやり取りはあったはずです。

すくなくとも、商品ページには、イラストではなく、商品のサンプルが使われているのをみると、サンプルとはいえ、実物を「Super Groupies」は確認しているはずです。

にもかかわらず、低クオリティーな物が送られた来たということは、完全に商品を作成した中国の会社が悪いと思う。

では、なぜこのようなことが起こるのか・・・

あくまでも私の憶測なので事実はわかりません。可能性の話になりますが、

  • 「Super Groupies」から中国の会社へとんでもなく安い値段で発注しており、粗悪な物が多く混ざったと
  • 常識的な範囲の値段で発注しているが、作成した中国の会社がとてつもなく無能だった
  • 監修や工程の管理がずさんだった(両方)

など考えられる、他にもコロナの影響もあり、現地に検品しに行くことができなかったなど

販売元を責めてはいけない

販売元の「Super Groupies」にも多くのクレームが寄せられたのだろう、2020年10月19日に返金対応する旨を伝えている。

もし、購入されている方で返金を求める方はこちらを参照してください。返金の仕方が記載されています。

この商品を購入してしまった人はご愁傷様ですとしか言えない・・・

販売元に、「ふざけんな金返せ」と怒鳴りたくなる気持ちもわかりますが、販売元を責めてはいけません

販売元の「Super Groupies」はすぐさま、返金対応することに決めています。悪い会社だと、返金対応しないだけではなく、知らん顔を決め込むところもあったりしますのでね。

これからが大変だろうな

販売元の「Super Groupies」はこれから大変だろうなと、個人的に同情してます。返金対応も大変だろうけども、それとは別に版権元への対応が大変なじゃないだろうか・・・

「名探偵コナン」は子供だけではなく大人にも人気で長く続いているコンテンツです。版権元としては、自分のところのキャラクターが悪いように目立つのは好ましくない。

なので、もしかすると、「Super Groupies」は今後「名探偵コナン」とコラボした商品は出せなくなるのではないだろうか・・・

他にも、一度こういった問題を起こしてしまうと、今後ずーっと付きまとってきます。この商品のクオリティは大丈夫なんだろうかと、そういった負のイメージがついてしまうと、購入者はなかなか購入にまでは至らない・・・・・

スーパーグルーピーズの言い分

J-CASTニュースがスーパーグルーピーズの運営会社アニウェアに取材していた記事が掲載されていたので、その言い分をまとめました。

コロナ禍で製造ラインがストップ

納期の遅れと商品不備の発生した背景を下記のように回答している

「根本的な原因は弊社側の製造品質管理の甘さにあると考え、お客様に多大なご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。
その要因となったのは、製造委託現場である中国国内において本年始めからのコロナ禍によって製造ラインがストップし、徐々に復帰した後も複数の部材製造現場間の調整ややり取りに多くの支障が発生し混乱をきたしました事です。通常このような場合、発注元である私共から現地に管理監督者を派遣し調整や最終検品にあたり事態を収拾させることが必要ですが、渡航制限によりこのような対策が取れず、お客様にお約束したお届け日程をなんとか守ろうとした結果であります」

予想していたことが当たってしまった・・・現地での検品が渡航制限によってできなかったようですね。
とはいえ、ビデオ通話などで現物確認もできたように思える・・・

経験不足による甘さ

アニウェアはファッショングッズ以外の製造経験が不足していたことが原因と振り返る今後は新規商材には慎重に当たるとのこと

「私共は主にキャラクターにコラボしたファッションアイテムを扱うものですが、今回のスノードームはそうした商品カテゴリーに収まらず、端的に申し上げれば製造に関する経験が不足していたことは否めません。これによりお客様に多大なご迷惑をおかけしたことは誠に申し訳なく痛恨の極みでございます。今後は私共の主軸であるファッションアイテムの分野に改めて注力しつつ、新規商材の開発にあたっては慎重のうえにも慎重を期すため新たな業務フロー見直し構築して参る所存です」

個人的な意見になるが、新規商材には時間をかけるべきだと思います。今回のスノードームも初めて手掛けたのであれば、通常より時間をかけてプロジェクトを進めるべきだったと思う。利益を求めた結果このような事態になったのではと推測してしまう。

顧客だって、コロナ禍は予想できない事態でしたので、きちんとコロナにより製造ラインがストップしたため、発売を延期します。と告知すれば、納得していたでしょうし、現物のクオリティが低かったのも、アニウェア側で確認し、ひどかったので作り直しますとアナウンスしていれば、顧客は納得してくれたと思います。

販売を急いだ結果が炎上で返金となれば、信用を失うことになるとくにSNSが当たり前にある今の世の中だとなおさらです。個人とはいえSNSに投稿すれば、たちまち拡散されてしまうのですから。

参照元:J-CAST