Windows11へアップグレードされた方、または、Windows11搭載PCを買った方
Microsoftがやらかしました。
4月26日にWindows Updateで配信されたWindows11 のアップデート「KB5012643」をインストールすると、特定の.NET Framework 3.5のコンポーネントを使用した一部アプリケーションが起動しなくなったり、正常に動作しなくなる等の不具合が発生していることを発表しました。
.NET Frameworkに問題あり
「KB5012643」の更新プログラムをインストールした場合、 .NET Framework 3.5 アプリに問題が発生したり、アプリが開かないことがあります。影響を受けるアプリは、Windows Communication Foundation (WCF) や Windows Workflow (WWF) コンポーネントなどの .NET Framework 3.5 の特定のオプションコンポーネントを使用しているものになります」とのこと。
Windows Workflowのような特定の.NET 3.5要素を使用しているものだけに影響するとのこと
不幸中の幸い
「KB5012643」はアップデートのオプションであったために、多くのユーザーはインストールしていない可能性があります。
もし、なんらかの不具合が発生している場合は「KB5012643」をアンインストールすることを進めます。
アンインストールする方法
- スタートメニューを開き、「Windows Updateの設定」と入力
- ハイライトされたオプションを選択
- 「更新の履歴」で「KB5012643」があれば選択し
- アンインストールを選択
※この変更を実行するには、一度システムをリセットする必要があります。
もしアンインストールしても問題が解決しない場合は、ターミナルからコマンド実行を試してみてください。
dism /online /enable-feature /featurename:netfx3 /all dism /online /enable-feature /featurename:WCF-HTTP-Activation dism /online /enable-feature /featurename:WCF-NonHTTP-Activation
余談
Windows11はここ最近バグが多く続いています。
Windows 11は半年前のリリース以来、大きな問題はなかったですが、それはまだ表面化してないだけなのかもしれません。
アップデートがある場合は、少々待って、問題ないか確認してから行ったほうがいいかもしれません。