NECと言えば、LAVIEシリーズのタブレットやノートパソコンが思いつく。
個人的には手堅い製品が多いイメージですね。
そんなNECがなんともチャレンジングな製品をお披露目した。
「LAVIE MINI」なるものを・・・
8型ゲーム用UMPC(ウルトラモバイルPC)ということで、なんともチャレンジングな製品だ。
これは、世界最大級の家電・テクノロジーの見本市「All-Digital CES 2021」で発表されたものです。
今のところ、コンセプトモデルということで、製品化や価格については未定とのこと・・・
All-Digital CES 2021はこちら
LALVIE MINIの性能とやらは
パッと見た感じで分かる。キーキャップが丸い・・・
画面は360度回転するタイプになってます。
分かっている範囲での詳しいスペックは以下
OS | Windows 10 Home |
CPU | Intel Core i7-1180G7 |
グラフィック | CPU内蔵、Intel Iris Xe graphics |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 256GB M.2 Type2242、PCIe接続 |
ディスプレイ | 8インチWUXGA(1920×1200ピクセル) |
インターフェース | USB TypeCポート×2(USB 3.1 Gen2)、3.5mmヘッドフォンジャック(マイク兼用) |
サイズ | 幅20cm、奥行き14.7㎝、高さ1.7㎝ |
重さ | 約579g |
価格 | 未定 |
8インチという小柄な筐体ではあるが、CPUはIntel製、第11世代のCore i7を搭載している。メモリも16GBとなってます。
有線LANポートはなく、Wi-Fi 6(IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax)、Bluetooth 5.1に対応してます。
液晶部分は、最近はやりの狭額縁ではないが、Windows Hello対応の赤外線カメラを備えてます。
ゲーム用ということで、後述するが、専用のドックやコントローラーが用意されています。
ドッキングステーションで4K/60fps出力対応へ
キーボードを360度回転させ、専用ドックに挿して、大画面へ映像を出すことも可能になってます。
HDMIポートやUSB 3.1 Type-C Gen2×2、USB 3.1 Type-A Gen2×2が用意されており、4K/60fps出力ができるようになっているそうです。
なんだが、Nintendo Switchのように見えてきたな・・・
まるでNintendo Switchのようだ・・・
専用コントローラーはケース一体型となってます。キーのレイアウトはXboxと同じ感じですね。
挿し込むようにしてコントローラーを接続する形になってます。ちなみに、コントローラーは単三電池が必要です。
安定してゲームができる使用になっているのではないかと思いますが、重さ約579gをどう思うかで変わってくるかなちなみにNintendo SwitchはJoyコン付けて、約398gです。
Nintendo Switchのように見えるが、サイズはだいぶ違う。switchの画面は6.2インチ、こちらは8インチ
本当に販売されるのだろうか?
UMPC(ウルトラモバイルPC)といえば、GPDやONE-NETBOOKといったモデルが既にある。
GPDは6インチ、ONE-NETBOOKが7インチで、LAVIE MINIは8インチと対抗してるわけです。
GPDもONE-NETBOOKもゲーム用として利用するなら、それぞれ10万前後はします。
ONE-NETBOOKに至っては、専用コントローラーなど別途用意すると15万ほどします・・・・
もし、本当にNECが「LAVIE MINI」を市場に送り出す気があるのなら、価格次第ではUMPC市場で天下を取れるかもしれない。
UMPC市場はそんなに大きくはないけども・・・・
すくなくとも中国では売れるじゃなかろうか・・・