ドン・キホーテからプライベートブランド「ありえ値ぇ情熱価格」の新商品として、小型ノートPC「Nanote P8」を発売
前モデルよりパワーアップはしているのだが、正直どうなのよと迷う商品ではある。
Nanote P8は前モデルからどう変わったのか
さて、今回の「Nanote P8」前モデルである「Nanote」とはどう変わったのだろうか。
見た目については、
・Nanote P8
サイズは約181(幅)×113.6(奥行き)×19.6(高さ)mm 重さ約560g
インタフェースはmicro SDカードスロット、USB3.0×1、USB-C×1、microHDMI×1、3.5mmイヤフォン端子×1。
・Nanote
サイズは約181(幅)×113.6(奥行き)×19.6(高さ)mm、重さ約520g
インタフェースはmicro SDカードスロット、USB-A×1、USB-C×1、micro HDMI×1、3.5mmイヤフォン端子×1
新旧ともに、360度回転させてタブレットとして使えるタッチ入力に対応する7型液晶ディスプレイ(1920×1200ピクセル)が搭載です。
まぁ比較すると、新しい方が560gと40gほど重量が増えている以外に違いはない。なので筐体は新旧使いまわしだろうと予想されます。
Nanote P8はスペックアップした
Nanote P8は前モデルのNanoteからCPUとメモリの強化されたモデルになるようで、以下のようになる
Nanote P8 | Nanote | |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Home |
CPU | Intel Pentium N4200 | Intel Atom Z8350 |
メモリ | 8GB | 4GB |
ストレージ | 64GB(eMMC) | 64GB(eMMC) |
価格 | 3万2780円(税込) | 2万1780円(税込) |
スペックアップした代償として、価格が1万1000円上がっている。
使えるけども・・・
Nanote P8、CPUとメモリが強化されたことで小型ノートPCとして使えないことはない。アイリスオーヤマから出たノートPC「LUCA Note PC」とほぼ同じスペックなわけですから、それと比べれ価格はかなり安い。
ただアイリスオーヤマと比較するなら、Nanote P8は大きさが7型ということでかなり小型で普段使いするには小さすぎる・・・
別途モニターをつないで、キーボードも繋いでとなるなら、もっとスペックのあるものの方がいいだろうし、タブレットとしても使えますとなっているが、だったら、タブレットを買った方がいいだろう。
むしろ、Chromebookでもいいのではとさえ思う。
おもちゃにするならいいかもしれないが、普段から使うとなるとなんとも用途に困る感じだ・・・
先行き不安だな
ドン・キホーテの親会社、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)はこれまで提供していたプライベートブランド「情熱価格」を再編しフラッグシップ商品を集めた新しいブランドとして、「ありえ値ぇ情熱価格」を打ち出しているわけですが、Nanote P8もその1つなんです、両ブランドの売上高について22年6月末までに3000億円を目指してるとか・・・
なんだか先行き不安じゃないかな。価格は頑張ているのかもしれないが、肝心の商品がニーズに合ってない気がする・・・