ASUSから11.6型のモバイルPC「ASUS E210MA」が登場しました。
11.6型は最近だと珍しい。
最近の主流は13型、頻繁に使うならモニターサイズが大きめの13型が持ち運びも兼ねて使いやすいからだと思います。
11.6型と小型の登場ということで少々、気になります。
価格も3万3455円(税別)ということで非常にリーズナブルです。
天板も象形文字のようなデザインにASUSのロゴが入っている。
今回は、この「ASUS E210EA」は買って「損」か「得」かスペックを確認しながら見ていきたいと思います。
ASUS E210EAの筐体はシンプルで好感を持てる
天板のデザインは好みが分かれそうではあるが、それでも全体的にすっきりしたデザインで好感を持てる。
カラーは3色のようでブルーとローズゴールド、ホワイトになってる
ローズゴールドといいながらピンクじゃね?と思ってしまいますが、ホワイトはシルバーに近い気がします。
ここは、男は黙って、ブルーを選択、女性はホワイトかな・・・
筐体は低価格ということもあってか、樹脂製です。約1.08kgと軽量で持ち運びには最適。
詳しいスペックは後述しますが、インターフェースは、電源ジャック、microSDカードスロットスロット、USB Type-Cポート、HDMI出力、USB-Aポート。右側面にはUSB-Aポートと3.5mmジャックを備えている。
ただ、3.5㎜ジャックがある側のUSBは2.0になってます。
んー低価格だからとはいえ、USBは両方3.0がいいなぁ・・・
ヒンジの部分は180°フラットに開くことができます。
180°開くことのメリットが自分にはよくわからんのですがね・・・
ASUS E210EAにはNumberPadを搭載
ちょっと驚いたのが、タッチパッド、ASUSの上位機種、ZenBookに搭載されているNumberPadが装備されている。
NumberPadとは、タッチパッド右上のアイコンを1秒長押しするとタッチパッドをテンキーとして利用できる機能です。
もちろん、NumberPadを利用しながらタッチパッドとしてマウス操作も可能です。
ノートPCでエクセルでの作業とか困るのが数字の入力、テンキーに慣れてる私にはありがたい機能です。
※画像は英字配列のキーボードですが、日本で購入した場合は日本語レイアウトのキーボードになります。
キーピッチは18mmで11.6型の小型でもちゃんと確保されている。
ASUS E210EAの詳細スペック
OS | Windows 10 Home(Sモード)64ビット |
CPU | インテル Celeron プロセッサー N4020 1.1GHz/2.8GHz |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | 11.6型ワイドTFTカラー液晶 1,366×768ドット(WXGA) |
グラフィック | インテル® UHD グラフィックス 600 |
ストレージ | eMMC 64GB |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
入力機能 | 86キー日本語キーボード マルチタッチ・タッチパッド(NumberPad) |
インターフェイス | HDMI ×1 USB3.1(Type-C/Gen1)※7×1、USB3.0×1、USB2.0×1 microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
バッテリー駆動 | 約12.7時間 |
充電時間 | 約2.7時間 |
重さ | 1.08kg |
サイズ | 幅279.1mm×奥行き191.2mm×高さ16.9mm |
なんと、OSがWindows10のSモードだった・・・・
Sモードを解除してWindows 10 Homeとして使えるが、解除するともうSモードには戻せないので注意
CPUもCeleron N4020(デュアルコア)ということで、あまり負荷のかかる処理は無理
メモリも4GBということで最近だと少なく感じてしまう。
触ったことはないがたぶん、操作かんはサクサクというわけではないだろうと予想はつく
マルチタスクでCPUは即100%までいきそうです。
ストレージがeMMcの64GBで少ない・・・
たぶんOSで10GB以上使ってると思うので実際使えるのは40GB強といったところではないだろうか。
ASUS E210EAのメリット・デメリットまとめ
ASUS E210EAのメリットとデメリットを簡単にまとめたいと思います。
メリットが多いなと思う人には買って「得」だし、デメリットの方が多いなという人には買って「損」と思えばいいかなと・・・
ASUS E210EAのメリット
・11.6型で低価格
・重さ約1.08kgで持ち運びに最適
・バッテリー駆動でも約12.7時間と長時間使える(公称)
・NumberPadを搭載でテンキーも使える
ASUS E210EAのデメリット
・3.5㎜ジャックがある側のUSBは2.0
・Windows10 Sモードが標準になっている
・eMMc64GBと少なめ
・CPUがCeleronでメモリが4GBと非力
ASUS E210EAはこんな人に向いている
外出用のサブ機をして購入するには、低価格でありだと思う。
しかしメインで使うには非力だと感じます。またテレワークのために自宅用PCとして購入するには少々難がありそうです。
テレビ会議(zoom)など利用するとそれだけでPCの性能を占有してしまいそうなので、向いてないと思われます。
他にも子供の学習用として購入するのはありですね。
3万3455円(税別)という低価格ということで中途半端にCPU:Celeron、メモリ4GB、SSD:128GBとかのノートPCを買うよりかはいいかもしれない。たぶん最低でも5万ぐらいすると思うから