Amazonジャパンが4月12日に会員制の「Amazonプライム」の年会費を始めて値上げすることを発表しました。
Prime videoを利用している人多いのではないですかね。配送料も無料になるし、映画やオリジナルコンテンツも多いので、利用者が増えてから値上げが行われるのはよくあること
今回はそのAmazonプライムが値上げされた理由を紹介したいと思います。
Amazonプライムの値上げ理由
2007年よりサービスが開始された、Amazonプライムは、当初「お急ぎ便」など配送に関する特典のみを提供していました。その後、特に追加料金もなしでさまざまなサービスを拡大しています。
その歴史をさらっと紹介すると、2015年に動画が見放題になる「Prime Video」や音楽が聴き放題になる「Prime Music」が追加されている。
2016年には「Amazon Photo」というクラウドストレージ、2017年には、食品配達の「Amazon フレッシュ」、電子書籍読み放題「Prime Reading」など提供している。
最近だと2018年にペット向けの「Prime Pets」、洋服を試着してから買える「プライム・ワードローブ」などを提供しています。
こうしてみると、今ままで値上げされることなく、これだけのサービスを増やしたことの方がすごいと思える。
今回の値上げは、2007年から初めて値上げされたわけです。11年間さまざまなサービスを展開しながら、年会費は一度も改定されていません。商品数や特典が増えたことにより値上げされたわけです。
Amazon担当者も以下のように述べています。
これまで11年間さまざまな努力を重ね、会費は一度も改訂してこなかったが、(2007年の)開始時と比べて商品数や特典は大幅に増え、外部環境も大きく変わっている。今後も新たなイノベーションを起こし続け、お客様に引き続き便利にご利用いただくために、このような決断をすることにした
Amazonプライムの新料金
新たにAmazonプライムに入会する人には既に新料金が適用されますが、既存の会員の方には、5月17日以降の更新時に随時適用されていく形になります。
値上げ前のつい最近Amazonプライムの年会会員になった人はお得ですね。
料金の改定は以下
新料金 | 旧料金 | |
Amazonプライム/年 | 4900円 | 3900円 |
Amazonプライム/月 | 500円 | 400円 |
Prime Student/年 | 2450円 | 1900円 |
Prime Student/月 | 250円 | 200円 |
ちなみに、法人向けの「Business プライム」のEssentialsプラン(最大3ユーザーまで利用可能)の年会費も、プライム年会費と同額の4900円に変更されるそうです。
値上げに文句を言う前に、ここを見ろ
何かと値上げに対しては不満がでるところですが、本場のアメリカAmazonプライムの料金を紹介したいと思います。
アメリカのAmazonプライムは現在119ドル(日本円で約1万3000円)です。日本は今回初の値上げになっていますが、本場アメリカの半分以下なんですよね。
なので、今後も値上げが続くかもしれない・・・・
個人的な願望
現状プライム会員になることで、さまざまなサービスを利用できるようになっています。しかし中には利用していないサービスも多い。
なので各サービスの料金を別にしてほしいなぁと思ったりします。Prime videoは月500円、送料無料にするのは月300円など細かな料金形態にしてもらえるとありがたいなぁ・・・