ASUSのZenBookシリーズ3種類とVivoBookの新型が登場する。
まとめて一気にスペック比較してどのモデルがどういう使い方ができるか比較したいと思います。
スペックを一気に比較
ZenBook S13 UX392FN |
ZenBook 13 UX333FA |
ZenBook 14 UX433FN |
VivoBook 15 X512FA |
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CPU | Core i7 8565U | Core i5-8265U Core i3 8145U |
Core i7-8565U Core i5-8265U |
Core i3-8145U Core i5-8265U |
メモリ | 16GB LPDDR3 2133MHz | 8GB | 16GB 8GB |
4GB DDR4 2400MHz 8GB DDR4 2400MHz |
ディスプレイ | 13.9型 FHD (1920×1080) グレア | 13.3型FHD (1920×1080) 60Hz ノングレア Panel | 14型ワイドTFTカラー液晶(1920×1080) | 15.6型 FHD (1920×1080) ノングレア |
グラフィック | GeForce MX150 | インテル UHD グラフィックス 620 | GeForce MX150 | インテル UHD グラフィックス 620 |
ストレージ | 512GB PCIe® Gen3 x2 SSD | 512GB PCIe® Gen3 x2 SSD 256GB PCIe® Gen3 x2 SSD |
512GB PCIe® Gen3 x2 SSD 256GB PCIe® Gen3 x2 SSD |
128GB/256GB SATA 3.0 SSD 512GB PCIe® Gen3 x2 SSD |
インターフェース | USB 3.1 (Type-C/Gen2) x 2 USB 3.1 (Type-A/Gen2) × 1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDカードスロット x 1 |
HDMI出力×1 USB 3.1 (Type-C/Gen2) x 1 USB 3.1 (Type-A/Gen2) × 1 USB 2.0 × 1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDカードスロット x 1 |
HDMI出力×1 USB 3.1 (Type-C/Gen2) x 1 USB 3.1 (Type-A/Gen2) × 1 USB 2.0 × 1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDカードスロット x 1 |
HDMI出力×1 USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 1 USB 3.0 x 1 USB 2.0 x 2 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDカードスロット x 1 |
サイズ | 316mm×195mm×12.9mm | 302mm×189mm×16.9mm | 319mm×199mm×15.9mm | 357.2mm×230.4mm×19.9mm |
重さ | 約1.6㎏ | 約1.16㎏ | 約1.25㎏ | 約1.7㎏ |
ざっと比較して驚いたのが、見た目ではZenBook13と14では似ているのでサイズが違うだけかなと思ったのですが、ZenBook 13はCPUがi3というところ、せめてi5であってほしかったなぁ・・・
あと、ZenBook14はグラフィックがGeForce MX150(2GB)とZenBook13と比べ強化されている。
それぞれのモデルの特徴を見ていきます。
ZenBook S13 UX392FNの特徴
13.9型というあまり見かけないサイズ感ですが、大きすぎ小さすぎないサイズ感です。
316mm×195mm×12.9mmですからね。ZenBook14が319mm×199mm×15.9mmというサイズなので、幅はミリ単位の差しかない。
本体はアルミ製で薄いながらも、堅牢性を保っている
脅威の画面占有率
スペックもいいのだが、驚くほどベゼル幅がなんと3.5mm。
画面占有率が95%という世界最薄であることが特徴です。カメラがなければ、98%くらいになるのはないだろうか・・・
スペックも高い
第8世代Core i7を搭載し、メモリは16GB、ストレージも512GBのSSDで高負荷な処理も問題ない。
グラフィックもGeForce MX150を採用しているので、滑らかな表示が可能になっている。
もちろん、クリエイティブな作業に求められる画像処理の能力にも問題ない。
ZenBook S13 UX392FNの気になるところ
スペックは申し分なしだが気になる点はインターフェース、 USB3.1 (Type-C/Gen2)×2とUSB3.1 (Type-A/Gen2)×1ということで、HDMIなどの外部出力がない・・・
どうやら、専用のミニ ドックが付属するため、外部出力するためにはこちらの接続が必要になる。
そこだけ注意が必要です。
ZenBook 13 UX333FAの特徴
13.3型というサイズ感ですが、従来のZenBook13より、14%小型化されている。
また、ZenBook13 S13のまではいかないが、画面占有率が89%とこれまたベゼル幅が狭い。こちらは4.5mm
また、特徴的なタッチパッドが仕込まれている。
タッチパッドはテンキーにもなる
独自のNumberPad
コンパクトな筐体になるとどうしても、テンキーは省かれてしまう・・・
そこで、数値入力を素早くするために、テンキーになるタッチパッド「NumberPad」が搭載されています。
インターフェースが豊富
HDMI ×1
USB3.1 (Type-C/Gen2)×1
USB3.1 (Type-A/Gen2)×1
USB2.0 ×1
microSDカードスロット×1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
と、16.9mmの薄さでありながら、インターフェースが豊富で、外部機器の接続に困ることはない。
NumberPadが起動中でもタッチパッドでカーソル操作もできるようになっている。
スペックが物足りないかもと思ったが・・・
スペック比較を見てもらえばわかりますが、公式のスペック一覧には、Core i3しか記載されていませんでした。
しかし、公式サイトの概要をみていると、
CPU欄にi5と、ストレージに512GBの文字がある。
もしかするとバージョン違いが存在するかもしれません。
仮にi5のモデルがでるなら、Core i5-8265Uが搭載されるでしょうね。
メモリ8GBでi5なら結構いい感じに使えると思います。
ZenBook 14 UX433FNの特徴
ZenBook 14 UX433FNには、少し型番違いでスペックが異なるモデルがある
UX433FN-8565:Core™ i7-8565U メモリ:16GB LPDDR3-2133 SSD 512GB
UX433FN-8265RB/UX433FN-8265IS:Core i5-8265U メモリ:8GB LPDDR3-2133 SSD 256GB
型番についてる「RB」、「IS」はたぶん、ロイヤルブルーとアイアンシルバーのことだと思われます。
最高スペックは本体カラーはロイヤルブルーのみで選べない。
こちらも、ZenBook 13 UX333FAと同様に、タッチパッドがテンキーになります。
ZenBook 14 UX433FNはグラフィックもGeForce MX150を搭載しているので、クリエイティブな作業を行ってもスムーズに動作してくれます。
インターフェースもZenBook 13 UX333FAと共通している。
やっぱりベゼル幅は狭い
A4サイズなみにコンパクトさでありながら、14型というサイズ。
画面占有率は91%とこれまた狭いベゼルになっています。ちなみベゼルは4.5mm
VivoBook15 X512FAの特徴
VivoBookはカジュアルさと性能を兼ね備えたモデルになります。
ZenBookシリーズの高級感とは少し違い、本体カラーが豊富です。
赤い、コーラルクラッシュはASUS Store限定カラーになる。
型番が少々違うモデルが存在します。
X512FA-8145:Core i3-8145U 4 GB DDR4 2400MHz 128GB SATA 3.0 SSD
X512FA-8265:Core i5-8265U 8 GB DDR4 2400MHz 256GB SATA 3.0 SSD
X512FA-826G512:Core i5-8265U 8 GB DDR4 2400MHz 512GB PCIe Gen3 x2 SSD
また、X512FA-8145のみWindows 10 Home (Sモード)になります。
Windows10 Sモードとは
Windows 10 の S モードは、セキュリティとパフォーマンスのために、Microsoft Store のアプリのみを実行するように設計されています。Microsoft Store で提供されていないアプリをインストールする必要がある場合は、S モードを解除する必要があります。S モードの解除は不可逆的です。いったん解除すると、Windows 10 を S モードに戻すことはできません。S モードの解除に料金はかかりません。
15.6型ならではの使いやすさ
15.6型ということで、テンキーがついています。
また、15.6型の大きな画面も、ベゼル幅が5.7mmと狭く画面占有率は88%を実現しています。
スペック次第ではかなり価格を抑えることができるので、使い勝手がいいエントリーモデルになります。
気になるお値段は
それぞれの特徴をざっと紹介しましたが、気になるのはお値段・・・
型番 | CPU | メモリ | ストレージ | GPU | 価格 |
ZenBook S13 UX392FN | Core i7 8565U | 16GB | 512GB | MX150 | 199,500円 |
ZenBook 13 UX333FA-8145 | Core i3 8145U | 8GB | 256GB | UHD 620 | 129,500円 |
ZenBook 13 UX333FA-8265 | Core i5 8265U | 8GB | 512GB | UHD 620 | 129,500円 |
ZenBook 14 UX433FN-8265RB/IS | Core i5 8265U | 8GB | 256GB | MX150 | 129,500円 |
ZenBook 14 UX433FN-8565 | Core i7 8565U | 16GB | 512GB | MX150 | 159,500円 |
VivoBook 15 X512FA-8145 | Core i3 8145U | 4GB | 128GB | UHD 620 | 69,500円 |
VivoBook 15 X512FA-8265 | Core i5 8265U | 8GB | 256GB | UHD 620 | 109,500円 |
VivoBook 15 X512FA-826G512B | Core i5 8265U | 8GB | 512GB | UHD 620 | 119,500円 |
VivoBook 15 X512FA-EJ121TS | Core i5 8265U | 8GB | 256GB | UHD 620 | 119,800円 |
価格を見ると、いろいろ引っかかるものがある。
まず、ZenBook 13、i3とi5でCPUとストレージ容量が違うのに価格同じ点
そして、ZenBook S13とZenBook 14の価格差が気になるところ、スペック的には同じで、機能と見た目が違うだけ4万円も差がつくのだろうか・・・
VivoBook 15に至ってはもっと不思議です。X512FA-8145を除いてスペックと見た目と同じなのに微妙に価格が違う何か付属品でもあるのだろうか・・・公式サイトでは違いが判らず・・・
個人的にオススメはどれ
個人的にオススメするのは、ZenBook 14 UX433FN-8265RB/ISかなと、仕事と普段使い両方で活躍できるスペックだと思います。
クリエイティブなことをやるというのであれば、ZenBook S13 UX392FNかZenBook 14 UX433FNになるクリエイティブなことをやるなら外部モニターで表示領域を拡張したいと思うでしょう。その場合、S13はミニドックが必要になるので、面倒であればZenBook 14 UX433FNがオススメになる。
エントリー向けでかうならVivoBook15 X512FA-8145になる。Windows 10 Home (Sモード)は簡単に変更できるので、あとから設定してあげればOKです。