働き方改革の一環で大手企業も副業を解禁したりと、2018年後半は副業解禁が盛んになってきました。2019年はもっと活性化するのは間違いない。
すでに始めている人もいるでしょうし、「これから副業を始めたい」と考えている人も多いと思います。
在宅なのか土日だけやろうとか、会社にばれないようになど、思惑はたくさんあると思います。
税金やら消費税アップなので懐が寂しいサラリーマンも多いと思います。私自身もそうです・・・・
そんな人にうってつけの本を見つけたというより、読んだ。
ずばり、「0円副業のススメ」
著者はクリス・ギレボー氏、起業家でもあり、数多くの書籍を書いている。
彼のブログは1カ月で100万件以上のアクセスがある。
※本は翻訳されているので日本語です。
著者であるクリス・ギレボー氏のポリシーの1つが「ワクワク」する副業でないとダメだと言っているところ。
そのために「アイデアで武装する」
この本では、自身が提案する副業をスタートさせるまでの27日間で計画し進める手順が記されている。
本の内容をすべて記載するわけにはいかないので、いくつか私自身が共感したことを3つほど紹介します。
アイデアは主なメリットを1~2センテンスで説明できるか
書籍の結構最初に出てくる問いかけです。
副業のアイデアを思いついた時点でそのコンセプトのメリットを1~2センテンスで説明できない場合は「考え直してみる必要がある」を書かれています。
物を売る、サービスを提供する、どんな副業を思いつたかは人それぞれだが、顧客になる人(潜在顧客)にとってメリットが明確でないなら、それにお金を払ってくれる見込みはない。
短く説明できても、実行可能性がない場合や利益が見込めない場合もNGだ。
たとえば、ITに無知な人がアプリ開発は始めるなどはアイデアが優れていても実現までにかなりのコストと時間を要する。
本の中では、成功の可能性が高いアイデアのチェックリストなどもあるので、参考になると思う。
ときには探偵のごとく
採用するアイデアを決めたら、ライバルがどんなことをしているかを調査し、ライバルに差をつける何かを見つけ出す。
思いついた副業がすでに先駆者がいるなら、調査し、利益を生み出すために何を行っているのか見極めることも必要となる。
自身のアイデアがどういった人に必要とされているのかを深く考えることで顧客を明確化する。
準備が完全でなくても始動する
100%の準備ができるまで待つ必要ははない。
その理由が「概念実証」ある概念に充分精通していることの実証なわけですが、顧客の反応を早く知るチャンスがあるなら、たとえ情報が不完全であってたとしても始めるべき。
「完璧主義者であることが副業としての成功に役立たない」とも書かれている。
例えば、何かの講座を開くアイデアがある場合、どうやって開催すればいいのか自信がないといった場合、
やってみる以上にいい方法はない。
「0円副業のススメ」を読んだ感想
さらっと読めたというのが率直な感想です。
アイデアの出し方や実施するためのプロセスや考え方がわかりやすく記載されている。そして、実施例もたくさんあり「やる気」というモチベーションを高めてくれます。
「副業を始めたいけど、何からしてよいのかわからない」と考えている人は一読してもいいかもしれませんね。
「0円副業のススメ」