ASUSからCOMPUTEX TAIPEI 2018開幕に合わせて開催したプレスイベントで「新ZenBook Pro」を発表しました。
クリエイター向けハイパフォーマンスノートPC「ZenBook Pro 14/15」
こちら、かなり斬新なモデルとなっています。
ディスプレイ搭載タッチパッド「ScreenPad」なんだそれはということで、紹介していきます。
ディスプレイ搭載タッチパッド「ScreenPad」だけが売りじゃない
今回発表された新型ZenBook Proなんですが、正規名称は、「ZenBook Pro 15(UX580)」と「ZenBook Pro 14(UX480)」の2モデルになっています。
「ZenBook Pro 15」に関しては7月発売予定になってます。
追記
サブ液晶になるScreenPad搭載ノートPC「ZenBook Pro 15」(UX580GE/GD)を7月21日に発売決定
なお、同シリーズのScreenPad非搭載モデル(UX550GD)は7月13日より発売するとか
価格は構成により1299〜2299ドル 日本円で14万円から22万ぐらいになりそうです。
追記
価格はScreenPad搭載モデルが26万9784円から、ScreenPad非搭載モデルが21万5784円
※どちらも税込み
「ZenBook Pro 14」は2018年後半発売予定です。
「ZenBook Pro 15」はディスプレイサイズが大きいだけでなく、より上位のCPUが選択可能となっています。
最大構成で第8世代Core i9、GTX 1050Ti、1TB SSD(PCIe x4)、16GBメモリー(DDR4)になります。
ノートPCでこのスペックです。
ZenBook Pro 14の最大構成は、最新のCore i7、GTX 1050 Max-Q、1TB SSD(PCIe x4)、16GBメモリー(DDR4)
それでも、このスペックですよ。凄すぎです。
「ZenBook Pro 15(UX580)」のスペックは下記
プロセッサー | Intel Core i9-8950HK Intel Core i7-8750HQ Intel Core i5-8300HQ |
ディスプレイ | 15.6インチLEDバックライトIPS 4K UHD (3840×2160、16:9ワイドスクリーン) 15.6インチLEDバックライトIPS FHD (1920×1080、16:9ワイドスクリーン) タッチパネル:マルチタッチ対応 ScreenPad:5.5インチFHDタッチスクリーン |
OS | Microsoft Windows 10 Home Microsoft Windows 10 Pro |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti /1050(4GB GDDR5) |
メモリー(RAM) | 最大16GB(DDR4 2400MHz) |
ストレージ | 1TB / 512GB PCIe SSD 512GB / 256GB SATA SSD |
通信 | Dual-band 2×2 802.11ac gigabit-class Wi-Fi Bluetooth 5.0 |
カメラ | Webカメラ(VGA) |
インターフェース | USB 3.1 Gen 2 Type-A×2 USB 3.1 Gen 2 Type-C(Thunderbolt 3対応)×2 オーディオコンボジャック×1 HDMI端子(1.4)×1 MicroSDカードリーダー×1 電源端子×1 |
オーディオ | ハイクオリティーステレオスピーカー(smart amp)×2 Harman Kardon-certified audio system |
バッテリー | 71Wリチウムポリマーバッテリー |
ACアダプター | 出力19V, 150W、入力100V-240V AC, 50Hz/60Hz |
サイズ | 365×241×18.9 mm |
重量 | 1.88kg |
ディスプレイ搭載タッチパッド「ScreenPad」ってどうなってるの
はい、本題のディスプレイ搭載タッチパッド「ScreenPad」なんですが、
フルHD(1920×1080ドット)のディスプレイが組み込まれたタッチパッドになります。
見ればわかります。
タッチパッドが二つ目のディスプレイとして機能します。
ただ、ディスプレイになってるだけではなく、
アプリケーションが動作する「ScreenPad Mode」
ふたつ目のディスプレイとして機能する「Extension Display」
なにも表示しない「Traditional Touchpad Mode」
ディスプレイとタッチパッドを無効にする「TouchPad is disabled」
4つのモードの切り替えが行えます。
こちら、「F6」キーを押すたびにモードを簡単に切り替えれるようにショートキーが割り当てられています。
詳しくみていきましょう。
アプリケーションが動作する「ScreenPad Mode」
利用できるアプリケーションは、
アプリランチャー「ScreenPad Launcher」
Microsoft Officeで利用する「ScreenPad for Office」
音楽プレーヤー「ScreenPad Music Player」
計算機「ScreenPad Calculator」
Windows Calendarと連携する「ScreenPad Calendar」
テンキー代わりに使用する「ScreenPad NumKey」が用意されています。
こんな感じです。
「ScreenPad Mode」の壁紙は、画像を右クリックすると表示される「Set as ScreenPad background」で設定可能になっており、自由自在です。
ライブアップデートでScreenPadは常に最新のバージョンを実行可能で、新しいアプリケーションはMicrosoft Storeからダウンロードできるらしい。
また「ScreenPad SDK」が開発者向けに提供されるそうなので、専用のゲームなんてのも出てくるかもしれません。
使い勝手は、ほぼスマホと変わらないとか。
ふたつ目のディスプレイとして機能する「Extension Display」
ふたつめのフルHDディスプレイとして認識されつつ、タッチパネルはマウスカーソルを操作するためのタッチパッドとして動作する
普通に、ディスプレイとして認識してますね。
なので、複製表示、拡張表示の設定が可能で、本体画面からタッチパッド画面へ移動した場合は、タッチパッドのサイズに自動的に変更されます。
もちろん、タッチパッド側で動画再生も可能です。
肝心のタッチパッドしての使い勝手は?
ダイビングボード構造が採用されおり、適切なクリック感と沈み込み量を備えているようです。
とはいえ、ディスプレイを内蔵しているので、普通のタッチパッドとは違いそうです。
このあたりは個人の好みによりそうですね・・・
なお、まだ日本で発売されるかは未定です・・・・
ZenBook Pro 15 UX580シリーズとしてZenBook Pro 15 UX580GDとZenBook Pro 15 UX580GEがリリースされます。
ZenBook Pro 15 UX580GEはインテルCore i9-8950HKを採用、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載。16GBメモリー、1TB SSDなどを装備し、お値段37万7784円
ZenBook Pro 15 UX580GDはインテルCore i7-8750H、NVIDIA GeForce GTX 1050を搭載し、16GBメモリー、512GB SSDなどを装備
お値段26万9784円
尖ったモデルだけあって、お値段もなかなか・・・