M1 Macが売れている・・・
その影響か中古市場でIntel製チップ搭載のMacは値崩れを起こし始めているのは前回紹介しました。
売れているM1 Macですが、まだまだ、不具合もあるようです。
今回は「スクリーンセーバー復帰できないバグ」があるようで、その対処方法を紹介します。
ユーザーアカウントが複数だとダメ
今回のバグは、どうも、ユーザーアカウントを複数使っている場合に起きるようです。
1台のmacを家族で使う場合に個々にアカウントを作るや、会社で部署ごとにアカウントがあるような使い方をしていると影響を受ける。
なので、Macを使っているユーザーアカウントが1つであれば、問題は起きない。
今、ユーザーアカウントが1つでMacを利用している人は、アカウントを増やさないようにしておいたほうがいい。
少なくともAppleが対処するまでは・・・
スクリーンセーバーから復帰できない
先にも複数のユーザーアカウントがある場合に起こると書きましたが、このバグは「ファストユーザースイッチ」機能に関連していると思われます。
Macを操作せず、放置(一定時間)しているとスクリーンセーバー起動、その後、キーを押下しても復帰することができない、マウスも反応しない、という現象が起こる。
こうなってしまうと、強制終了するしかない・・・
ファイル破損など起きる可能性があるので、あまり強制終了はしたくないところですがね・・・
「Command + Option + 電源ボタン」を同時押しでシステムスリープできます。
対応策はあるのか
いくつか対応策がある以下3つ
- スリープ防止アプリをインストール
- タイムアウトを無効化
- ファストユーザスイッチを無効化
スリープ防止アプリのインストール
「Amphetamine」をいうアプリがあります。
このアプリはMacのスリープ機能を強制的に止めるアプリになりますので、Macがスリープしなくなります。
このような強制スリープ防止アプリはいくつかあるので探してみてもいいかもしれません。
タイムアウトを無効化
スクリーンセーバーは長時間ユーザによる入力がなかったとき、ディスプレイを保護するために自動的にアニメーション等を表示させる機能です。
液晶ディスプレイが主流の現在ではあまり意味がないものになってます。
なので、無効にしてしまっても、問題はありません。
やり方がターミナルを使うので、初心者向けではないかもしれませんが・・・・
- ターミナル (「/アプリケーション/ユーティリティ/」) を開きます。
- コマンドを入力
コマンドは以下
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.screensaver loginWindowIdleTime 0
ファストユーザスイッチの無効化
ファストスイッチは素早く、ユーザー切換えをおこなう機能です。しかし、今回のバグの原因にもなるので無効化するのもありかなと思います。
- Appleメニューの「システム環境設定」へ進む
- 「ユーザーとグループ」へ進む
- 「変更するにはカギをクリックします」を押下し、パスワード入力
- ロック解除後、「ログインオプション」をクリック
- ファストユーザスイッチメニューを表示」からチェックをはずす
- 「変更できないようにするにはカギをクリックします」を押下しロックする