GeForce RTX 30シリーズを正式発表その性能はいかに

RTX30 ITニュース

ゲーム業界がざわつく発表がありました。
NVIDIAが新型GPUです。

「RTX3090」「RTX3080」「RTX3070」を発表!!
とはいえ、時がたてば、新しいものが出てくるのも当然なんですが、それにしても進化の速度が速すぎる。

8K/60FPSや4K/120FPSの映像出力に対応だとか・・・・

これは、3Dモデリングしている人が高解像度に動画編集している人にはありがたいのか、はたまた仕事が増えるのか期待が高まる。

ちなみに、発売日と価格は以下

「RTX3090」2020年9月24日 価格:229,800円~
「RTX3080」2020年9月17日 価格:109,800円~
「RTX3070」2020年10月29日 価格:79,980円~ 
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RTX 3090は最高峰 8K対応

HDMI2.1ケーブルと接続するだけで8K HDR出力

ができてしまいます。
※8K対応のモニターも必要

またVRAMがGDDR6Xの24GB、まさに最高峰。
これだけあれば、8K出力しながらゲーム映像のキャプチャーも余裕です。

単体での性能はRTX 3080からさらに20%UPしている。

サイズが長さ313mm、幅:138mm、高さ:3スロットとこれまた大きい・・・
SLI環境を作ろうと思うと難儀しそうです。

SLIとは

SLIとはScalable Link Interface (SLI、スケーラブル・リンク・インターフェース) の略
NVIDIAのマルチGPU動作システムのことで、2枚あるいはそれ以上のSLI対応グラフィックカードを並列動作させ、出力を1つに集約させる技術
これにより、描画処理をさらに高速に行うことができる。
派生規格にHybrid SLIもある。

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RTX 3080はRTX 2080の2倍

RTX 30シリーズでいち早くお目に掛かれるのがこのRTX 3080です。(発売日が一番早いだけ)
RTX 30シリーズは2020年5月に発表されていたAmpereアーキテクチャが採用されています。
電力効率が大幅に向上し消費電力に対するパフォーマンスが1.9倍になったと豪語してます。(本当か疑問・・・)

VRAMもGDDR6Xの10GB

現時点で最高峰と言われているRTX 2080Ti(2018年9月20日発売)より優れているのは当たりまえ
RTX 2080Tiよりは劣るがRTX 2080と比較すれば、約2倍の性能を持っている。

ゲーム、ControlとMinecraft、Borderlands3を動作した場合の比較

RTX 2080を2枚使ってSLI環境にしてやっとRTX 3080、1枚と同等な性能となると・・・
たった2年で性能が上がりすぎ・・・・

詳しい人からするとRTX 2080TiはVRAMは11GBです。対してRTX 3080は10GB・・・1GB減ってるやんと思われるかもしれませんが、メモリ自体の性能が上がっているのもあり、ほとんど差を感じることはないと思われます。

3Dのレンダリングとかするとレンダリング時間に差はでるかもしれませんが、ゲーム目的なら体感するほどの差はないとでしょうね。

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RTX 3070を待つべきかな

RTX3090、3080は確かにすごい、それこそプロゲーマー向けと言ってもいいぐらいの性能を持ってる。
もちろん、それ相応の価格になりますしね。
多くの人は、そこまでの性能は必要ない気がします。

VRAMがGDDR6の8GBでAmpereアーキテクチャを採用し、現行の最高峰RTX 2080Tiを超える性能があれば十分でないだろうか。
RTX 3070の価格は79,980円~で、これから先安くはなるだろうが、RTX 2080Tiは現状150,000円を超えますから。

RTX 2080TiとRTX 3070を比較したデータも見つからなかったけども、CUDAコア数やGPUコアクロック、メモリクロックの数値はRTX 2080Tiを超える。

ネックなのは発売時期が10月ということでまだ少し先なこと・・・・
先行して発売される3090や3080に飛びつく必要はないと思う。

RTXってそんなにええの?

グラフィックボードって必要なん?っていう人がたまにいます。
ゲーム目的であれば、多少こだわった方がいいのですが、まぁなんにでも予算はありますからね。
RTXのレイトレーシング機能があるのとないのでどう違うか見せたいと思います。


NVIDIAのHPから拝借してきました。上がOFFで下がON、ウォッチドックスレギオンの一幕ですが、水たまりの反射など大きく違うと思います。

レイ トレーシングとは

光の物理的な挙動をシミレートして高度なビジュアル処理をリアルタイムで行う技術
まるで映画のようなレンダリングをゲームの世界で見れます。

ちなみに、私は今回話題にも上がらなかったRTX 2060が搭載されたデスクトップを利用してます。

RTX 2060でも十分、映像はキレイですし、PCゲームもサクサク動いてます。

RTX 30シリーズを購入を検討してる方への注意点

RTXの20シリーズを既に使っている方でRTX 30シリーズへ変更しようかなと思っている方
変更しようかなと思ってる方は自分でグラフィックボードを交換できる人だと思いますので心配いらないかもしれませんが、注意点もあるので紹介しておきます。

まずは、サイズ

RTX3090が長さ313mm、幅:138mm、高さ:3スロット
RTX3080が長さ285mm、幅:112mm、高さ:2スロット
RTX3070が長さ242mm、幅:112mm、高さ:2スロット

になりますので、ケースに収まるが確認したほうがいいです。

次に消費電力です。
RTX 30シリーズは性能が上がった分、消費電力も大幅に上がってしまいました。

RTX3090がグラフィックス カード電力 350W 推奨システム電源750W
RTX3080がグラフィックス カード電力 320W 推奨システム電源750W
RTX3070がグラフィックス カード電力 220W 推奨システム電源650W

になりますので、使っている電源が推奨システム電源以下の場合は正しく動作しない場合があります。

決して安い買い物ではないのでこのあたり注意してください。