年々シェアを伸ばしているMac、企業でもMacを導入しているところも増えている。エンジニアに限れば、かなりMacを利用している人は多い。
まだまだ、Windowsを利用している人も多いが、今回はMacユーザー向けのハードウェア管理ソフトを紹介したい。
Windowsだとパフォーマンスアップ系のソフトは多くある。時代の流れか、64bitが当たり前になり、搭載できるメモリも増え、CPUの処理能力もひと昔前に比べれば、各段にアップしているので、最近だとあまり必要とされないことも多くなりました。
しかし、Macの管理、最適化を徹底して行るアプリ「Sensei」を利用すれば、Macはさらにパフォーマンスを発揮してくれる。
Senseiってなに?
Senseiはグラフィカルインターフェイスによって、ストレージの最適化、アプリのアンインストール、バッテリーの状態、さらには、起動の高速化など様々な機能を備えた管理ツールになります。
グラフィカルインターフェイスによって、専門的な知識がなくとも、視覚的に状態を把握することができます。
たとえば、
ストレージの詳細を確認してマネジメントすることが簡単に行えます。
もちろん、個々のディスクのパーティションをナビゲートすることもできます。
簡単にアプリをアンインストール
アンインストーラー機能を利用すれば、Macに隠れているアプリを検出し、適切にアンインストールすることができます。
無駄な残りファイルがストレージ内に残ることもない。
グラフィカルにMacの状態を確認
サーマルダッシュボードを確認すれば、Macのすべての温度センサーを確認することができます。
ファンの速度と温度をリアルタイムで監視することができるので、適切に冷却されているか判断することが簡単になります。
内蔵バッテリーの完全な仕様を表示し、現在の正常性状態を分析できます。
もし、 バッテリー劣化で交換が必要場合は、いち早く確認することができ、Macの寿命を最大限に延ばすことに役立ちます。
GPUビューアーで、内部または外部のGPUの仕様を詳細に確認することができパフォーマンスをリアルタイムで監視できるので、処理に不満がある場合は、ここを確認しながら、GPUの性能を見直すことができます。
ほかにも、オプティマイザー機能で、Macのスタートアップアプリを管理することもできるので、起動速度を高速化することもできます。
Senseiにできること
DriveDxやCleanMyMac XなどMacを管理するソフトはいくつかあります。
しかし、ストレージのみであったり、ディスククリーナーなどの少しの機能に限られてきます。
Senseiは数多くの機能を備えているので他の管理ソフトが不要になります。
できることは以下
- Macパフォーマンスダッシュボード
- 詳細なMac情報
- ストレージヘルスアナライザー
- HDD / SSD SMARTレポート
- ストレージベンチマーク
- ストレージ統計
- パーティションマップエクスプローラー
- SSD Trim Enabler
- 温度モニター
- 高度なCPU / RAM / GPUモニター
- バッテリーヘルスレポート
- 詳細なバッテリー情報
- GPU統計
- GPU / eGPUの詳細情報
- 詳細な表示情報
- 起動速度オプティマイザー
- アプリアンインストーラー
- ディスククリーナー
ちなみに時期アップデートでファンコントロール機能も追加されるそうです。
Sensei無料でない
Senseiは年間29ドル(約3,200円)の有料アプリになります。
これだけの機能で年間3200円程度なら安いとは思いますが、Windowsだとこの辺り、フリーソフトでカバーできたりするので、Windowsユーザーだと「えー」って感じになるかもしれません。
Macユーザーの人はとりあえず、14日間の無料トライアル期間が利用できますので、試しに使ってみたいという人はトライアル利用することをおすすめします。