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実はウソだった?「〇〇人が見ています」の真実

ITニュース

セキュリティ研究者のOphir Harpaz氏が面白いことを発見してます。

宿泊予約サイトや飛行機予約サイトなどでよく見かける「今あなた以外に〇〇人が同じページを見ています
このメッセージ見たことないですか?
それ、信用ならないかもしれません。

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〇〇人が見てみますに信ぴょう性はない?


海外の旅行予約サイトの「One Travel」では、表示されている人数がページのリアルタイムの同時接続数ではなく、単なるランダムな数字だったことをツイートしています。

要約すると、OneTravel経由でフライトを予約中に、「38人がこのフライトを見ています」と表示され、急がなければならないと思った。しかし、本当に38人もいるのかと疑問をもったので調べてみよう。

そして、調べてみるわけですが、それが↓のツイート

要約すると、要素のクラス名が「view_notification_random」であることがわかりました。素晴らしい変数の命名者だな。
「あなたは_ランダムに_私を驚かせようとしている」とね。

どうやら、リアルタイムの数値でないようなことが分かったわけですね。
プログラムをやられている方ならもうお分かりいただけるだろう。

Ophir Harpaz氏はさらに調査を進めます。

要約すると、どうも、OneTravelは28〜45の数字の中でランダムに選んでいるようだと。
深刻な心理学的調査に基づいて、これらの数字は人々がフライトを早く予約する傾向があるのを利用している。

プログラムをやっている方にはこれが何を計算しているかすぐにわかると思います。

セキュリティ研究者のOphir Harpaz氏は、興味本位からウソを暴いてしまったわけです。
実に面白い。

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これは詐欺にあたらないのか?

Ophir Harpaz氏のツイートに対して、このやり方は違法ではないのか?という声が多く寄せられている。
また、「おそらく開発者もこのやり方に同意しかねているから、わざとソースコードを隠していないのだろう」と、サイト開発者に同情する声も寄せられている。

中には、↓のようにツイートしている人も・・・


要約すると、「アメリカの法律は知らないがEUだと消費者へ詐欺を働いたとして罰則が科せられる」と言ってます。

日本ではどうなんだろうか・・・

こういうのを見てしまうと、日本のサイトでも○○人が見ていますとかウソくさく感じてしまいますよね・・・

ちなみに、このサイトのサイドにある人気記事はアクセスが多いものが抽出されているので虚偽じゃないっす・・・