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UPQ「4k/120Hzあれ、間違いだわ、60Hzだったわ、商品券あげるから許してや」

ITニュース

スペック誤記が致命的?

UPQが発売した4K液晶ディスプレイ「Q-display 4K50」「Q-display 4K50X」「Q-display 4K65 Limited model 2016/17」の3製品についてスペックとしてうたわれていた120Hz駆動が実際には対応していないことを謝罪とともに発表しました。

また、DMM.comからは、UPQからの提供を受けて、一部デザインなどが変更されたモデル「DMM.make DISPLAY DME-4K50D/DME-4K65D」が販売されていますが、こちらも同じく120Hz駆動は対応していない。

しかも、実際にはその半分の60Hz駆動にしか対応していないようです。
現在は60Hzと記載を改めて販売中です。

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UPQとDMM.comで対応が雲泥の差で話題に

本題はここから、
UPQは対象機種を4月12日午前11時までに購入したユーザーについては、6月30日23時59分まで専用フォームへ連絡すると「Amazonギフト券」2000円分をキャッシュバックするとしている。
一方のDMM.comはDMM.make DISPLAYを購入したユーザーを対象に7月11日まで電話(午後5時まで)またはメール(午後11時59分まで)で返金を受け付けています。
どういうことか、中身は同じで外見が少し違うだけなのですが、UPQは「Amazonギフト券」2000円分をキャッシュバック、DMM.comは返金で対応と、購入先が違うだけで、この雲泥の差・・・・
さっそくネット上では、UPQを批判する書き込みが多数みれらます。

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実際120Hzと60Hzでどう違うの

120Hz駆動ってなに?という方が多いと思います。私もそうです。
リフレッシュレート(垂直同期周波数)と呼ばれるものなのですが、ようは駆動速度のことで、「1秒間で画面を更新できる回数」を表しています。
通常のモニタであれば60Hz前後の範囲(例:55~75Hz)だそうです。

60Hzであれば1秒間で60回の画面を更新している。1つの静止画の場合、同じ静止画を60回更新して表示しています。これを動画にすると1秒間に60コマ数あれば滑らかに見えるそうなので、60Hzあれば、普通に映画やテレビを見る場合では問題ないそうです。

一部、PCゲーム用モニターとして利用する場合は若干違うようです。
多くのPCゲームには「ディスプレイの垂直同期」というものがあり、60Hzにあわせる場合が多いそうです。垂直同期OFFにして60Hzを超えるようなリフレッシュレートでプレイする方たちもいるそうです。
PCでは60Hz駆動を超えて出力できるようですが、モニター側が対応していなければ、表示できません。そのため、もし仮に、120Hzだから買った人にとっては、残念なお知らせになるかと思います。

そうでない方はそんなに気にする必要はないのかなと・・・
ちなみに60Hzモニタでも120Hzモニタでも見え方は同じだそうで、違いがわかる人は達人クラスだそうです。

メーカーからすれば、ちょっとした手違い程度かもしれませんが、その後の対応で、UPQは会社の信用度を落としてしまったのではないだろうか。