パソコンを使っていて「なんかネット遅くない」と感じることありませんか?
youtube見てると止まる、動画コンテンツがのストリーミングが途中で止まるとかなど・・・
そんなときに確認してもらいたいことが、いくつかありますので紹介します。
常駐アプリケーションの更新
アプリケーションの自動更新によって、ネット接続に影響がでている場合があります。
常駐ソフトが常に通信しているとネットワークを占有することがありますので、以下のアプリケーションが常駐している場合は確認してほしい。
「One Drive」の常駐起動
WindowsにはOne Driveというオンラインストレージが利用できるソフトがプリインストールされています。
無料で利用できるオンラインストレージですが、One Driveが起動していると常にPC内のデータをクラウドストレージと同期しているため、通信量が増えネットが遅くなります。
タスクからの確認にして、利用していいないのであれば、アプリケーションを終了させましょう。
まったく使っていないのであれば、スタートアップの起動を停止しても大丈夫です。
- タスクマネージャ起動
- One Driveを選択して右クリック
- 「無効化」を選択する
Google Driveのローカル同期
同じく無料のオンラインストレージとして利用できるのがGoogle Driveです。
こちらもローカルフォルダと同期するような設定をしている場合は通信量が増えネットが遅くなることがあります。
他にもクラウドへ自動同期するようなアプリケーションを使用している場合は確認してほしい。
セキュリティソフトの起動
Windows defenderやセキュリティソフトの更新が行われていると、ネットワークを占有することがあります。セキュリティに関することなので、更新されるのを待ちましょう。
もし、購入時に体験版としてインストールされているマカフィーやウイルスバスターなど期限切れとなったアプリケーションが常駐している場合はアンインストールしたほうがいいです。
複数のセキュリティソフトが常駐していると、ネット以外の動作も不安定になることがあります。
アプリケーションが原因の場合は不要なアプリケーションを削除・停止することで通信の負担を軽減できます。セキュリティソフトも複数インストールされていると挙動が不安定になります。
Windows Updateの影響
Windows Updateは定期的に行われます。セキュリティ向上のために致し方ないことですが、アップデートが完了するまで待てばネットの速度が改善します。
特に、長らく使ってなかったパソコンを起動した場合はWindows Updateの更新がたまっているので、ネットワークに負荷がかかります。
日本のトラフィック事情のせい?
Windows Updateは水曜日に行われることが多いです。日本にあるWindows端末が一斉にアップデートがかかることによって、日本全体のトラフィック量が増加します。
各プロバイダも「アクセスがしにくい状態が発生する可能性」があるとして注意喚起しています。
Windows Updateによって日本全体のトラフィックが増加しネットが遅くなる傾向にあります。この場合はどうしようもないので、更新が終わることを待つしかありません。
時間帯によるトラフィックの影響
平日でも朝から夕方にかけて、徐々にトラフィックが上昇し昼休みになる12時から13時に一時的なピークを迎え、21時から23時頃までトラフィックが上昇します。
youtubeやHule、Netfliex、Amazonプライムビデオなどの動画配信コンテンツの普及によりネットが遅くなることがあります。
総務省資料
このような場合は、ルーターの設定を見直すことで改善することがありますので以下を確認してほしい。
- ルーターの位置を変更
- ルーターのチャンネル設定を変更
- 5GHz帯の利用
このほかにもルーターの制限を超える台数で接続していないかなど確認してください。
やっぱりお前か「高速スタートアップ」
Windows10には初期設定でパソコンの起動を速くするための機能として「高速スタートアップ」という機能があります。しかしこの高速スタートアップがいろいろ不具合を生じさせる原因になったりしますので、無効にすることをおすすめします。
以下に無効化の手順を記載していますので、合わせ確認してください。