「Core i9-14900K」「Core i7-14700K」「Core i5-14600K」、ならびに内蔵GPU非搭載の「Core i9-14900KF」「Core i7-14700KF」「Core i5-14600KF」が新たにラインナップされた。
製品的には第14世代になる位置ですが、開発コードRaptor Lake-S Refreshが示す通り、先代Raptor Lake-Sのリフレッシュ版となる。
値段から見る第14世代
前世代にあたる13世代より、2000円から4000円ほど値上がりしている。
まぁ、円安とコスト高があるので、一概に値上がりするのも仕方ないところですがね。
第14世代 | 第13世代 | |
Core i9 | Core i9 14900K 10万9800円 |
Core i9 13900K 10万5800円 |
Core i7 | Core i7 14700K 7万8800円 |
Core i7 13700K 7万4800円 |
Core i5 | Core i5 14600K 5万9800円 |
Core i5 13600K 5万7800円 |
※第13世代は現在、表より1万円ほど値下がりしてる。
世代が変わったからといって、大幅に高くなった感じはしない。
何が変わった?
第14世代とはいえ、13世代のリフレッシュ版で、LGA1700を採用しているので、Z690、Z790チップセット搭載マザーボードと組み合わせることで、オーバークロックを含めたCPUのすべての機能にアクセスできる。
※Biosの更新が必要
Core i7以外クロックが前世代より多くて200MHz増しただけで、対応メモリーやPCI Expressのレーン構成、M.2対応などは第13世代からまったく変わっていない。
Core i7-14700K以外は第13世代からの差分は動作クロックしかない。唯一、Core i7-14700KのみEコアが4基増えてキャッシュも増加している。
今回の第14世代ではCore i7が大幅強化されたのが最大の見どころでしかない。
第14世代は買いかスルーか
個人的な感想はあまり第13世代と大差がないなという印象です。
なので、もしすでに第13世代のCPU搭載マシンを使っている人は買い替える必要はまったくない。
もし、新しく購入が必要な人であっても、少し値下がりしている第13世代CPU搭載モデルを購入することをお勧めする。
第14世代CPU搭載ゲーミングノートPCも増えてきましたが、現状のスペックに不満を持ってないなら、飛びついて購入することもない。
もう、古くてスペック的にキツイと思っている方は値下がりしてる第13世代CPU搭載マシンを探したほうがお得かもしれません。
※あくまでも個人の感想です。