アメリカの中国への貿易制裁が激化し、ファーウェイ製品が中国のスパイ活動に加担しているとされ排除されてる。
すでに、アメリカはもちろん、オーストラリアなども排除の動きにある。
日本も例外ではなく対応に追われている。
5G通信の準備を進める中で、世界各国は政府のファーウェイのインフラ機器をどう扱うのか判断を迫られている。
もちろん、ファーウェイは疑惑を全面否定しているが、CFOの孟晩舟 氏がカナダで拘束され、釈放されたものの、カナダから出ることはできず、今にいたっている。
他にも、ポーランドで、通信キャリアの社員とともにスパイ容疑で逮捕されている。
中国依存はやめられない?
アメリカでは輸出規制や制裁ルールに反した中国の通信企業にアメリカ部品を輸出することを禁止する法案が提出されるなどファーウェイへの攻撃は止まらない。
インテル、クアルコム、Broadcomなどの部品企業にとっては、中国に得意先企業が多い。
半導体輸出は584億ドル(約6兆4000億円)、中国は2番目の市場でファーウェイからの売り上げは100億ドル規模に達するという。
米中関係が悪化することで企業は痛手をおうわけだが、別の企業への乗り換えを検討しているのではないだろうか。
オランダ、フランス、ドイツなどがファーウェイ除外へ進む?
相変わらずアメリカ政府は強靭な姿勢を崩さない。
ファーウェイ創業者、Ren氏は
・中国ではどの企業もバックドアを仕込むような義務はなく、ファーウェイは中国政府の要請でスパイ行為を行なったことはないし、今後もすることはない
・顧客と自分自身の利益を傷つけるようなことはしない
・米中の貿易戦争は世界にダメージを与える
・ファーウェイはRen氏と社員の持株会社であり、社外の資本は入っていない
と語るがファーフェイに対する包囲網はできつつある。
オランダ、フランス、ファーウェイを除外するかどうか検討していることが伝えられている。
ドイツでも内務省が除外検討しているとも伝えられている。
中国政府は南シナ海で好き勝手やっているし、アフリカでも好き勝手やる。世界で嫌われるようなことをやっている国であるのは確かですが、いち企業が本当に中国のスパイなのだろうか、でも、中国ならありえなくもないと思えてしまう。