7×3cmの超小型なPC「LIVA Q2」は使えるか

ガジェット

わずか7×7×3cmの超小型PC「LIVA Q2」にCeleron搭載モデルが登場しましたが、これは使えるのだろうか考察する。

Celeron N4100搭載モデル「LIVAQ2-4/32-W10(N4100)」税抜き25,741円(税込27,800円)と
Celeron N4000搭載モデル「LIVAQ2-4/32-W10(N4000)」税抜き26,667円(税込28,800円)。

3万を切るお値段なのだが、LIVA Q2は、Intelのモバイル向けSoCであるGemini Lakeや、Windows 10 Home 64bitを搭載したれっきとしたデスクトップPC
付属の24W ACアダプタで動作するため、省電力性が高い。

Windows10がプリインストールされているので、OSの価格を考えたとしてもかなり安いといえる。

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LIVA Q2の性能とやらは

Celeron N4100が4コア4スレッドで、ベースクロック1.10GHz/ブースト2.40GHz。Celeron N4000は2コア2スレッドで、ベースクロック1.10GHz/ブースト2.60GHz

仕様としては基本前モデルと同じ仕様です。
メモリはLPDDR4 4GB。 ※メモリは増設できない
ストレージはeMMC 32GB。
ストレージについてはmicroSDカードで増設できる(最大128GB)
冷却システムはファン+ヒートシンク。

インターフェイスはHDMI 2.0
Gigabit Ethernet
無線LAN(IEEE 802.11ac)
Bluetooth 4.1
USB 3.1
USB 2.0
microSDカードスロット
付属品はACアダプタ
VESAマウントなど

となっている。

最低限動作するようにはなっている。
何気に4K/60fpsの映像出力に対応するHDMI 2.0ポートを備えているがCPUとメモリが非力に感じてしまう。
映像出力だけならなんとかなるかな・・・

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LIVA Q2使用用途を考える

メモリは4GBしかないが、youtubeを見るだけやwebサイトを確認するだけであるのであれば、問題なく使えるだろう。
ストレージが32GBしかないが、128GBまでのmicroSDがあるので大丈夫とされているが、実際Windows Updateなど更新が頻繁にあるため、もって2年から3年程度ではなりだろうか・・・・

多少ソフトウェアをインストールして利用するとなるとメインのストレージはあっという間に埋まってしまう。
せめて64GBは欲しいところです。


また、デスクトップでありながら、USBのポートは2つしかない、ためUSB接続のキーボードとマウスを使うと埋まってしまう。
Bluetooth 4.1接続するか、キーボードとマウスのドングルがセットになっている無線キーボード、マウスを利用することになる。

USBハブを利用する方法もあるが、それだと、なんのためにここまで小さいのか、意味がなくなってしまう。
個人的にはあまり魅力を感じない商品のような気がする・・・・

利用するならば個人の場合は、完全にたまにつかうPC程度の扱いになるだろう。
日常的に利用を考えるなら、USBのポートは4つはほしいところ

ビジネスで利用するなら会議室に置く、会議プレゼン用となになるだろうか。

家庭で使うならリビングPCとしてテレビと接続という方法もあるが、FireスティックTVやChromecastなどある今となってはPCをテレビにつなぐメリットもあまりない。

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LIVA Q2のメリット

なんといっても小さいことがメリットです。
7×7×3cmという極小なので、モニター裏に装着することでデスクはかなりすっきりする。
Celeron N4100は4コア4スレッドのためそこそこ利用できるCPUになっている。
windows10がプリインストールされているので、購入してすぐに利用できる。

会議室用のPCやプレゼン用のPCなどに利用すると場所も取らずいいと思う。

LIVA Q2のデメリット

メモリが4GBしかないのが少々つらい。

最近だとChromeブラウザがメモリをよく使うので動作が重くなりがちに
性能で言えばネットブック程度になるので、この価格帯のノートPCを買った方が有意義な気もする。