バルミューダフォンは爆死するのではと予想してましたが、実際はどうなんでしょうか?
売れなければ、BALMUDA (バルミューダ)の業績が下がるのではないか・・・
販売開始直後は、ガジェット系ブロガーやyoutuberがこぞってレビューしてましたが、10万3000円って価格なのによく買うよな・・・
と思ってたのですが、どうやらそこにもカラクリがありそうです。
30日間の返金キャンペーンがあった
私は購入してなかったのですが、2021年12月31日までの期間限定で「TRY ME! 30日間返金保証キャンペーン」を実施してました。
ブロガーやyoutuberが買ってレビューしてたのはこれを利用していたのではないだろうか・・・・
他にも、中古市場を探してみたが、メルカリには少数確認できたが、ヤフオクでは確認できず、イオシスやじゃんぱらといった中古端末の取り扱い店でも見つけることができなかったところを見るととレビュー後に売りに出すとかではなくやはり返金キャンペーンを利用したのではないだろうか。
ちなみにイオシスの買い取り価格を見ると以下でした。
新品未使用で6万2000円です。目立つキズがある場合は5万5000円となわけで、これでは、レビュー後に下取りに出すだと、かなりマイナスになると思われる。
売れてるのか?
さて、実際は売れているのだろうか?
売れていたら公式から「〇〇万台販売」したとか公表されてもおかしくないわけですが、それもない・・・・
BCNが発表しているスマホの月次売れ筋ランキングを見ても、2021年12月の1位~50位までバルミューダフォンいない・・・
正直売れてないのではないだろうか。
参照元:BCNランキング
業績大丈夫?
気になるのが、オシャレ家電から急にスマホ市場へ乗り出したわけですから、爆死した場合、業績はどうなるのと思われる方がいると思いますが、実際はそうでもないようです。
新規事業に参入する場合は、売上が立つ前に先行投資しているため、大きな赤字が出る。このため、売れ行きが悪ければ、業績悪化に繋がるわけですが、バルミューダの場合、21年12月期の第3四半期に携帯端末事業のために支出した試験研究費はわずか5.6億円。営業利益は4.3億円と黒字を維持している。
自社の利益の範囲内で新規事業に参入しているため、実際売れなくても、大したダメージはない。
さらに言えば、南青山に旗艦店を出しているがそれ以外のアンテナショップ的なことはやっていない。
販売、マーケティングの主に行っていたのは独占販売権を持つソフトバンクが行っている。
これも、自社の利益を維持しながら初期投資を抑えるためでしょう。
もし、大爆死となり、バルミューダフォンがまったく売れなかったとしても、早期撤退になっても、撤退コストがあまりかからないようになっている。
案外、BALMUDA (バルミューダ)も売れるとは思ってなかったのかもしれない。
業績を見る限り、社運を掛けてとかではなく、あくまでも新規事業に自社の利益の範囲で赤字を出さない程度にコンパクトに行っていることが伺える。新規事業の失敗で業績を悪化させる企業がある中で、なかなかの策士である。