スマホが当たり前になった世の中ですが、あなたのスマホは安全ですか?
今や、スマホで決済するなどあまりに多くのことをスマホに頼ってませんか?そんな場合、盗難や紛失があった場合に困るのでもちろんスマホにはロックを掛けていると思います。
しかし、盗難や紛失だけが脅威ではない。スマホの内側から個人情報を狙ってくることもあります。
ロシアのセキュリティ会社「Doctor Web」がGoogle公式のアプリストア「Google Playストア」で公開されている9本のアプリがマルウェアだと指摘しGoogleは指摘されたアプリをストアが削除した。
公式ストアのアプリでも安全でないことも
Google Playストアで公表されているアプリはGoogleがチェックしているので安全だと思っている方、少し認識を改めた方がいい。
これまでにもマルウェアと思われるアプリがGoogle Playストアから削除されている。
今回指摘されたアプリは以下の9本、一部日本でも公開されていたアプリもあるので、もしインストールしてしまっている人は削除してください。
- PIP Photo
- Processing Photo
- Rubbish Cleaner
- Inwell Fitness
- Horoscope Daily
- App Lock Keep
- Lockit Master
- Horoscope Pi
- App Lock Manager
Processing PhotoとRubbish Cleanerは日本でも公開されていたアプリです。
Doctor Webによれば、Facebookアカウントでログインするとアプリ内広告を無効にするオプションがあり、これを選択してログインすると、その情報が攻撃者のサーバに転送されるようになっていたという。
アプリだけではない脅威
なにもアプリだけが脅威ではない。公衆無線LANなどにも罠は潜んでいる。
最近では、カフェや駅、ショッピングモールなど様々な場所で公衆無線LANは増えいる。スマホのギガ消費を気にしている人には、ありがたい公衆無線LANですが、こういったフリーWi-Fiを盗聴したり、あるいは、フリーWi-Fiに成りすましたアクセスポイントがあったりするので注意が必要です。
悪意あるアクセスポイントに繋げるとどうなるの?
フリーWi-Fiを使って「悪意のアクセスポイント」に接続してしまった場合、メールの内容が読み取られる可能性があるほか、見たウェブサイトの内容を把握される危険性がある。
ようは、通信内容を盗聴されてしまう。
対策するには人が賢くなることが重要
実は、フリーWi-Fiの危険性は64.8%の人が知っているものの、実際に対策を行っているのは47.1%にとどまっている(総務省「公衆無線LAN利用に係る調査結果」)
危険だと分かっていながら無防備に利用しているユーザーが多い。
危険か安全か判別できない人は、そもそも、フリーWi-Fiを使うことをやめることをおすすめする。