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大坂なおみ、テニス界から追放の危機の闇

エンタメ

Tiwtterのトレンドにも上がるほど、話題になっている。女子テニスの大坂なおみの会見拒否声明が波紋を呼んでます。

私はテニスやスポーツには対して興味ないのですが、この問題は少々気になるところ・・・

なぜ、ここまで問題になっているのか再確認したい。

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ことの発端はTiwtter

パリで開催される全仏オープンで記者会見に応じないと大坂なおみ選手自身のTwitterでつぶやいたことが発端となる。

主な理由としては、「これまで記者会見に参加したり見たりし、アスリートの心の健康状態が無視されていると感じていた。自分を疑うような人の前には出たくない」という訴えが理由となる。

選手は試合後にインタビューや記者会見に応じるのですが、「何度も同じ質問をされ、疑念を抱く質問も多い」と精神的な負担を強調している。

「“会見するか、さもなくば罰金だ”と言う統括組織は、選手の心の健康状態を無視している」と非難している。テニスでは会見を拒否すると罰金が通例になっていることにも不満があるようですね。

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宣言どおり会見拒否

センターコート第1試合の開幕戦に登場した女子シングルス第2シードの大坂なおみは、世界ランク63位パトリチアマリア・ツィグをストレートで下した。

コート上でのインタビューには応じたが、開幕前の宣言通りに記者会見は拒否。

主催者側は罰金1万5000ドル(約165万円)を科すことを決定した。また、今後も会見を拒否し続ける場合、全仏オープンでの失格処分、今後の4大大会での出場停止処分が科せられる可能性も通告した。

このままでは、大坂なおみ選手はテニス界から干されてしまう可能性が出ている。

大坂なおみの意見は間違っているのか?

「何度も同じ質問をされ、疑念を抱く質問も多い」というのは理解できる。記者の質が低下していると私も思う。テニスの試合のインタビューではなく恋人の話を振られても答えにくいだろうしね。

ましてや負けたあとに、そのことを責め立てるようなインタビューも受けたくないと感じるのは当たり前のことだろ思う。

周りの選手に賛同者があまりいないのも現実

男子テニスの錦織圭選手はこのことに対して、

大坂なおみ選手が人種差別問題を訴えるなどの活動をしていることを踏まえ、「嫌な質問をされることが僕より断然多い」と語り、「罰金を払ってでも(拒否)しなきゃと判断したら尊重すべき」と気遣った。ただ、「大会で賞金をもらい、いろんな人が関わっている。面倒でもしなきゃいけないことの一つ」と会見の必要性も指摘している。

また、錦織圭選手は「彼女の真意がどこにあるのか分からないので何とも言いづらい」とした上で、「(記者会見は)大会のプロモーションの一環として選手がやらないといけないことの一つ」との見解を語っている。

Yahooニュースより

ほかにも、ラファエル・ナダル選手も「彼女を尊重はする。一方でメディアはスポーツにおいて重要なパーツの一つ」と発言

前回女王で大坂と仲のいいイガ・シフィオンテク選手はは「メディアとソーシャルメディア、両方を使って自分の視点を説明することができる」とSNSと会見の使い分けを説明している。

多くの選手が、会見するのもプロの仕事の内と考えていることが伺える。

なぜ、記者会見がそこまで必要なのか

1つ疑問に思う。「なぜ、会見することが必要なんだろうか」

このことには、錦織圭選手の言葉から推察できる。

「記者会見は大会のプロモーションの一環として選手がやらないといけないことの一つ」これに尽きるだろう。

要するに、お金が関わっているってこと、記者会見のバックにはスポンサー企業のロゴが並んでいる。また、選手自身もスポンサー契約している企業から数多くのサポートを受けていることから、広告塔としての役割も担っているわけです。

今後どうなる

テニス界を超えて影響力を持つ大坂なおみ選手ですが、今回の騒動でメディアの在り方について一石を投じた形になるが、このままでは自身のテニス人生が終わりかねないので、どこで折り合いを付けるのか気になるところ

テニス界としても、注目度が高い選手を無碍に締め出すと、批判の的になるだろうし、かといって簡単に譲歩すると、それはそれで、批判の的になるだろう。

追記6/1
↑のようなことを書いていたがさっそく動きがあった。

なんと、全仏オープンを棄権することを表明した。

長年、うつ病に悩んでた?

Twitterの内容には全仏オープンを棄権することと、2018年の全米オープン以降、長い間うつ病に悩まされていたとも書かれてます。

もともと、人前で話すのは得意ではなく、世界中のメディアに向かって話す前に大きな不安に襲われるとのことです。

まぁ、うつ病になるぐらいメディアにさらされるのが嫌ってことはわかった。今後、テニス界も多様性を認める形をとるべきだと思うのですが、それだと皆、会見しないだろうから、強制的な罰金はやめて、会見する人にはインセンティブを支払うぐらいに変えたほうがいいのかもしれませんね。