株式会社ユニットコムは、「iiyama PC」からコンパクトでありながら、スタイリッシュなデスクトップ
「STYLE-CAB6-C-UCS」
「STYLE-CAB6-i5F-LNVI」
「SOLUTION-CAB6-i5F-QIVI」
3製品が発売されました。
同タイプのPCケースのモデルはいくつか販売されていますが、今回はこの3つを比較したいと思います。
スタイリッシュな外観
スタイリッシュな筐体で左側パネルと天板が強化ガラスパネルになっているのが特徴で、底面には透明なアクリルを採用しています。
ちなみに、底面のアクリルスタンドはLEDイルミネーションで光らすことも可能になってます。
また、特徴の1つして、天板がワイヤレス給電ステーションになっており、ワイヤレス充電に対応しているスマートフォンやモバイルバッテリーを置くだけで充電することが可能になっています。
この仕様は3製品とも共通しているので、外側だけ見てもスペックはわかりませんね。
STYLE-CAB6シリーズのスペックを比較
早速、3製品のスペックを比較したいと思います。
モデル名 | STYLE-CAB6-C-UCS | STYLE-CAB6-i5F-LNVI | SOLUTION-CAB6-i5F-QIVI |
OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Celeron G4900 | Core i5-9400F | Core i5-9400F |
コア数/スレッド | 2コア / 2スレッド | 6コア / 6スレッド | 6コア / 6スレッド |
グラフィック | UHD Graphics 610 | GeForce GTX 1050 2GB GDDR5 | Quadro P400 2GB GDDR5 |
メモリ | 4GB(4GB×1) | 8GB(4GB×2) | 8GB(4GB×2) |
メモリストロット(空スロット) | 2(1) | 2(0) | 2(0) |
ストレージ | Serial-ATA SSD 240GB | NVMe対応 M.2 SSD 250GB HDD 1TB |
NVMe対応 M.2 SSD 250GB HDD 1TB |
チップセット | インテル B360 Express | インテル B360 Express | インテル B360 Express |
LAN | 1000BASE-T | 1000BASE-T | 1000BASE-T |
電源 | 600W | 600W | 600W |
拡張スロット |
PCI Express3.0 [x16]
|
PCI Express3.0 [x16] グラフィック使用済み | PCI Express3.0 [x16] グラフィック使用済み |
拡張ベイ(空きベイ数) | 空き | グラフィックカード使用済 | 空き |
内部端子 | M.2_1(Key ID:M/Type:2280対応) ,SATA 6Gbps×4 ,内部USB 3.0(×2ポート分/20Pin×1) ,内部USB 2.0(×2ポート分/10Pin×1) | ”” | ”” |
サイズ | 幅224mm×奥行357mm×高さ273mm | ”” | ”” |
価格 | 49,980円~(税抜) | 94,480円~(税抜) | 96,980円~(税抜) |
「STYLE-CAB6-C-UCS」はCPUがCeleron G4900でメモリが4GBというこで、エントリー向け仕様ですね。
メモリストロットが1つ空いているので、8GBにしてあげるとかなり快適に利用できると思われます。
「STYLE-CAB6-i5F-LNVI」と「SOLUTION-CAB6-i5F-QIVI」では、グラフィックカードが違うだけの仕様となっている。
GeForce GTX 1050とQuadro P400どちらも、nVidiaの製品ですが、似て非なるグラフィックカードです。
主な違いは下記
Quadro | GeForce | |
---|---|---|
主な用途 | CAD、3D、動画編集など | ゲーム |
API最適化 | OpenGL | DirectX |
発色 | RGB各色10bit 10億6433万色 |
RGB各色8bit 1677万色 |
発売 | nVidia | 各メーカー |
ターゲットユーザー | 3D開発・メディアクリエイター・設計・建築会社等 | 一般コンシューマー |
GeForceとQuadroは利用コンセプトが違うので、ゲームを行いたいと思うのであれば、GeForce搭載モデルをすすめます。
グラフィック処理、動画や画像編集がメインという場合は、Quadro搭載モデルを選んだ方が無難なわけです。
とはいえ、どちらもメモリが8GBで空きスロットなしということで、4GBメモリを2枚さしになっているので、8GBメモリ2枚さしの16GBへ拡張したいところです。
そうなると価格が10万円を超えてきますけどね・・・・
天板で充電可能
ワイヤレス充電に対応した天板を備えているので、デスクトップ天板にワイヤレス充電対応のスマートフォンを乗せるだけで充電できます。
充電ケーブルなどごちゃごちゃしがちですが、これだとすっきりしますね。
おすすめなのはSTYLE-CAB6-i5F-LNVI
スペックを比較して、おすすめだなと思ったのは、「STYLE-CAB6-i5F-LNVI」
CPUが、Core i5-9400Fの第9世代のCPUと最新だし、グラフィックカードもGTX搭載なら、ゲームも30fps程度なら問題なく稼働する。
もちろん普段使いでも十分すぎるスペックなので、動画編集も問題ないでしょう。
ただ、メモリが8GBなので、動画の書き出しには時間がかかるかもしれません。