ASRockからRyzen APUを搭載できる小型PC自作キットが販売されます。
「DeskMini A300/B/BB/BOX/JP」
お値段が18,480円(税抜)
圧倒的な人気で今はどこにも在庫が0状態・・・・
このDeskMiniシリーズすでに、Intelに対応してるモデルが販売されています。
DeskMini 310/B/BB
(Mini-STX Coffee Lake対応 ベアボーンキット)
DeskMini 110/B/BB
(Mini-STX Kaby Lake対応 ベアボーンキット)
AMDユーザーが待ち望んだモデルが今回のDeskMini A300になるわけですが、さっそくスペック等を確認していきたいと思います。
DeskMini A300の概要
DeskMini A300はAMDのAM4ソケットCPUに対応しているモデルになります。
製品にはDeskMini A300 ベアボーンとDeskMini A300W ベアボーンの2種類がありますが、国内で流通しているのは、DeskMini A300 ベアボーン(CPUクーラー付属)のみになります。
無線LANで運用した方は別途無線LANモジュールを容易する必要があります。
最高速が1.73GbpsでHT160に対応しているIntel Wireless-AC 9260か9560あたりがいいのではと思います。
Wi-Fiオプションセットが売っているようなので、そちらを購入するのもありです。
また、ケース左側にUSBポートを追加することも可能になっています。
ただし、USB2.0になります。
DESKMINI 2XUSB2.0 CABLE
搭載できるCPUは「AMD Ryzen 5 2400G」などRaven Ridgeや「Athlon 200GE」といったRyzen APUが対象になっています。
CPUやメモリ、SSDの詳しい対象一覧は下記
DeskMini A300の秘めた性能は
まずは、基本性能から
サイズ | 155 x 155 x 80 mm (1.92L) |
CPU | AMD® AM4ソケットCPU(Raven Ridge、Bristol Ridge、最大65 W)をサポート |
RAM | DDR4 SO-DIMMスロット ×2、最大32GBをサポート DDR4-2933MHz (RyzenCPU) / 2400MHz (Aシリーズ APU) |
グラフィック | HDMI(4K @60Hz) ×1 DisplayPort ×1 D-Sub ×1 |
サウンド | マイクジャック付きヘッドフォン ×1 マイク入力 ×1 RealtekALC233 ×1 |
USB | 背: USB 2.0 Type-A ×1 USB 3.1 Gen1 Type-A ×1 前: USB 3.1 Gen1 Type-C ×1 USB 3.1 Gen1 Type-A ×1 |
ネットワーク | ギガビット LAN (RealtekRTL8111H) |
ストレージ | SATA3(電源コネクタ付き) (RAID 0/1) ×2 ウルトラM.2(2280)PCIe Gen3×4 SSDスロット ×1 ウルトラM.2(2280)スロット ×1 PCIe Gen3 x4(BristolおよびRaven CPU) PCIe Gen3 x2(Athlon 2xxGEシリーズAPU) |
ワイヤレスネットワーク | Wi-Fi + BT モジュール用 M.2 (key E 2230) スロット ×1 |
コネクタ | USB 2.0 ヘッダー ×1 フロントパネルヘッダー ×1 4-ピンファンコネクタ (CPU, SYS) ×2 DC 入力ジャック (19V 電源アダプタに対応) ×1 内部スピーカーヘッダー (4 ピン) ×1 シャーシイントルージョンヘッダー (2 ピン) ×1 オーディオヘッダー(4ピン) ×1 |
付属品 | 電源ケーブル付きSATAデータ ×2 120W/19Vアダプタ ×1 ネジパック ×1 |
Intel対応のモデルDeskMini 310には、Micro SD カードリーダーが底部側にあったのですが、
こちらのモデルにはないようですね。
サイズはすでに販売されている310、110と同じケースのようです。
背面を見るだけでは区別がつかない。
ディスプレイ出力コネクタはDisplayPort/HDMI/VGAの3種類、最大3画面出力が可能になっています。
CPUに関しては、最新のモデルしか対応していないのかと思いきや、前世代のAPU「Bristol Ridge」にも対応してる。
「Raven Ridge」はRyzen 5 2400G/Ryzen 3 2200G/Athlon 240GE/220GEに対応
メモリスロットはDDR4 SO-DIMM×2で、最大32GBをサポートしています。
Ryzen CPUではDDR4-2933、AシリーズAPUではDDR4-2400をサポートしているようですね。
CPUファンは46mm以下のクーラーでないとダメ
CPUファンは付属してきますが、もっと性能のいいものにしたいと思われる方。
注意が必要です。
最大高さが46mmを超えるCPUクーラーの場合ケース内に収まらなくなります。
付属のCPUクーラーでも十分冷えるそうですが、ファンの回転している際にキーンと高い音がするそうです・・・
46mmの小さなファンを利用する場合はちゃんと冷えるクーラーを選択してください。
でないとリテール品より冷えない場合があります。
DeskMini A300はストレージが4倍だ
このコンパクトなサイズでありながら、ストレージは最大4台搭載できます。
M.2が2基と2.5インチSATSが2基です。
RAID 0/1機能をサポートしているので、コンパクトでありがならミラーリングもできる。
サポートしているCPUやメモリ、ストレージの一覧は下記
(Mini-STX AM4対応 ベアボーンキット)
DeskMini 310/B/BB
(Mini-STX Coffee Lake対応 ベアボーンキット)
DeskMini 110/B/BB
(Mini-STX Kaby Lake対応 ベアボーンキット)
DeskMini A300 まとめ
AMDユーザーにとっては待望の商品になります。私もちょっと買おうか迷っている。
AMDの「AMD Fluid Motion」の効果で、4K動画もヌルヌル動くところに惚れた・・・・
ただし、メモリの選び方には注意が必要のようです。
DDR4-2933メモリの一部もモデルで起動できない例が見受けられたそうです。
ツクモeX.パソコン館はDeskMini A300向けにKingstonのDDR4-2933メモリ 8GB×2枚組「HX429S17IB2K2/16」と、同16GB×2枚組「HX429S17IB2K2/32」(共にCL17)を仕入れたが、「一度別のメモリを使ってマザー側の設定を変更しないと、起動できなかった」とのこと。
KingstonのDDR4メモリに関しては「DDR4-3200メモリは起動を確認(ツクモeX.パソコン館)
「DDR4-2666メモリ(HX426S15IB2K2/16)(HX426S15IB2K2/32)はDeskMini A300で動作検証済み」(パソコン工房 秋葉原BUYMORE店)
購入する場合は店員に確認することをお勧めします。
ネットから購入するつもりの方は、すでに動作が確認されているメモリの購入をお勧めします。
DeskMini A300WというWi-FiキットがセットになっているモデルもASRock公式サイトで確認できます。
Wi-Fiキットも合わせ購入される方はこっちのほうが楽かもしれません。