パソコンの買い替えと寿命について考えよう

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以前、パソコンのつけっぱなしのメリット、デメリットの話を書きました。

以外と読まれている記事の1つでして、そこで、パソコンの寿命についてもう少し詳しく書きたいと思います。

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平均的寿命は5年程度

パソコンの寿命はで平均で5年ほどと言われています。
もちろん、使用方法や使用環境によって大きく変わってきます。

毎日使っている人とたまにしか使わない人では寿命も変わってきます。

私自身、初期型のCore i5搭載のデスクトップを10年ほど毎日使ってました。その間にOSをXPから7へさらに10へとアップグレードしメモリを追加したり、電源ボタンが壊れたりといろいろ経験してきましたw

この5年というは、5年たてば壊れるというわけではないです。
OSやソフトのセキュリティ更新やサポートがされなくなることも含んでます。

例えば、windows11へアップグレードするにあたっては、Intel製のCPUでいうと第7世代から下は切り捨てられました。
第7世代の発売は2017年1月です。Windows11のリリースが2021年10月です。
はい、4年です・・・

まぁWindow10がまだサポートされていますので、Windows10のまま使えば2025年10月でサポートは終了予定で、
仮に第7世代を登場と同時にパソコンを買ったとして、2025年10月にはOSのサポートが終了まで使えれば、8年間使えることになります。

それ以降は、セキュリティ的に危険な状態になります。
この8年間で壊れる人もいるでしょうが、全然使えるよって人もいると思います。
それでもOS側やソフト側が切り捨ててきますので、ある意味寿命を迎えます。

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パソコンの寿命を延ばすにはどうすればいい?

基本的には「設置・使用環境」「使用時間」「パーツ構成」で変わってきます。
特に「熱」や「水」に弱い精密機器ですので、このあたりは寿命に直結してきます。

設置・使用環境を考える

パソコンは精密機器で熱や水には弱いです。家電製品全般にも言えることですけどもね。
ノートパソコンを車の中に置きっぱなしにするや直射日光があたる場所に設置して使用するは避けてください。
使っていなくても熱でパーツがやられます。特にノートパソコンはバッテリーを搭載していますので、最悪の場合、爆発します。

バッテリーの持ち長くするためのコツは「30度以上の高温にしない」です。
また、極端に寒い場所でもバッテリー弱ります。

多湿な場所での利用はパソコン内部で結露したりと水分でパーツがショートするなど故障の原因になります。

それ以外にもパソコンの置き方によっては、吸気・排気口をふさいでしまう場合があります。
この場合どんなに通気性のいい場所であっても、パソコン内部に熱がこもります。

冬場だとファンヒーターが近くとかも関係したりします。

使用時間を考える

先にも少し触れましたが、365日電源いれっぱなしと、たまにしか使いませんでは寿命が変わります。
熱によるパーツ劣化がどちらが起きやすいかは、まぁわかりますよね・・・

「パソコンを休める」というが寿命を延ばすコツでもあるわけです。

パーツ構成を知る

以外としられていないのですが、電源ユニットが結構重要だったりします。

ノートパソコンの場合だと確認のしようがなかったりするのですがね・・・
デスクトップに限れば、重要なパーツです。

パソコン全体に電力を供給するするため、電源ユニットに不具合が発生すると他のパーツにも影響することがあります。
そして、電源ユニットには、80PLUS認証という規格があります。

  • 80PLUS TITANIUM
  • 80PLUS PLATINUM
  • 80PLUS GOLD
  • 80PLUS SILVER
  • 80PLUS BRONZE
  • 80PLUS STANDARD
  • 80PLUS 認証なし

マニアックな話になるのですが、電源の「変換効率」規格が80PLUS認証というものなんですが、
ようは、変換効率が高いほど、効率よく変換できるよって話です。
何を変換しているかというと、コンセントの電源は交流電流(AC)といいます。それをパソコン内部、直流電流(DC)へ変換してます。

参照元サイトはこちら

で、変換を行うさいに、変換できない電力あり、それを「電力ロス」と言います。
この電力ロスが大きいほど「熱」が発生するわけです。

まぁなんてマニアックな話なんでしょう。
みんなついてきてるか?

話を戻して、変換効率がいいのが、「80PLUS TITANIUM」になるわけです。
まぁその分、お値段が上がりますけどね・・・

CPU冷却も重要

電源ユニットによる熱発生や経年劣化による電力の不安定などで他のパーツに影響することを先に書きましたが。
パソコンの内部でもっとも熱を持つのがCPUです。

通常だとファンが回転して風を送り冷却する空冷です。
空冷より水冷の方が冷却効率はいいのはわかると思います。
最近だと水冷モデル結構選べるようになってきています。

パソコンの寿命を延ばすためには、購入時にいい電源、CPUの冷却に気をつけるといいです。

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メンテナンスも必要ですからね

購入時の話はいい、すでに使っているパソコンの寿命を延ばしたいんや!
という人もいるでしょう。

ある程度知識のあるかたなら、CPUファンを空冷から水冷に変更するとかできるでしょうが、そうでない人もいますよね。
そういう人は、ファン回りを確認してみてください。
ホコリが溜まってませんか?

CPUファンやグラフィックボードのファン回りをエアダスターでホコリを飛ばすだけでもだいぶ変わってきます。

※エアダスターを使う際は電源を押して、換気のいい場所(できれば外)でやってください。
とんでもなくホコリが舞います。

上級者はCPUグリスを塗り直す

先にも書きましたが、パソコンのパーツでもっとも熱を持つのがCPUです。
CPUと冷却ファンの間には熱伝導用の液体グリスが塗られてます。これは熱が伝わりやすくするためのものなんですが、年数がたてば、劣化し、熱伝導性能が落ちてきます。

ある程度、知識のある人は自分で分解、グリスの塗り直しができると思います。

寿命といえるのか

例えば、新しいOSが要件に満たないやゲーミングPCでグラボが性能不足みたいな場合。
ある意味寿命が来たと思ってください。

CPUの交換やグラボを交換するとかできますが、結局マザーボードがどこまで対応してないや、交換できたとしてもあと何年使えるかわかりません。

そのパソコンでないとダメだという理由がないかぎりは、すなおに買い替えたほうがいいです。
※個人的な意見です。