SSDもだいぶ安くなりました。
近年の半導体不足により、値段は上がったりしますけども・・・・
とはいえ、多くのデスクトップやノートPCのメインストレージはSSDが採用されています。
もはやHDDがメインストレージのパソコンを探すほうが難しいかもしれない。
SSDが出始めたころ、書き込み回数制限による寿命の短さがHDDより早いと言われていましたが、技術進歩によって、「一般的な使用方法であれば、寿命を気にする必要はない」という状況に至ってます。
私は古い情報のまま止まっていたので、知りませんでした・・・・
もはや、SSDの寿命を気にする必要はない!と思ってたのですが、落とし穴もありました・・・・
SSDを4万時間動作させると動作不能になる
Hacker Newsで不具合報告があがり話題になりました。
それが、「ファームウェアのバグによるもので、SSDを4万時間動作させると動作不能になる」というもの・・・
Hacker Newsの記事はこちら
※英語です。
すでに、各メーカーが問題を解決する修正パッチを公開しているので、もし気になる方はお使いのSSDのメーカをチェックしてほしい。
SSDの寿命は気にする必要はない?
SSDが登場した当初は、構造上書き込み回数に制限が存在し、頻繁にストレージへの書き込みが発生する環境ではSSDの使用が推奨されていないことがありました。
しかし、2015年に1年以上データを書き込み続ける耐久試験を行った結果。
「毎日10GBのデータ書き換えを行っても7万日(190年)使用可能」であると分かった。
これにより、一般的な使い方をする限りはSSDの寿命を気にする必要はないという考えが主流になりました。
SSDの稼働時間を知る方法は?
いきなり動作不能になられては困るので、SSDの稼働時間を知りたい人もいるでしょう。
なので、簡単にわかる方法を紹介したいと思います。
Windows場合
Windowsの場合は有名なストレージ情報表示アプリ「CrystalDiskInfo」を使うのが、手っ取り早いです。
電源投入回数や総読み込み量、総書き込み量など様々な情報がわかります。
maxOSやLinuxの場合
macOSやLinuxの場合、コマンドラインツールから「smartmontools」をインストールすることで確認することができます。
注意点
ストレージ情報表示アプリなどは、HDDやSSDのストレージに実装されている「S.M.A.R.T」と呼ばれる自己診断規格の情報を表示しています。
しかし、すべてのメーカーが「S.M.A.R.T」規格を正確に実装しているわけではないようで、実稼働時間とことなる時間が出力されることがあるそうです。
なので、「CrystalDiskInfo」や「smartmontools」などの情報も参考程度に見てください。