バルミューダフォン、いろいろと話題になりました。
個人的にも、売れないのではないだろうと思っていたりしたので記事にもしました。
その後の売れ行きについても書きましたが、なんと、新たなニュースが・・・・
どうやら、「バルミューダフォン販売停止」なんだろか・・・・
展示端末は電源OFFへ
バルミューダフォンを取り扱っているのはSoftbankなんですが、「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」をSoftbank販売店では展示用のデモ機の電源が切られているとか・・・
既に、オンラインでは販売受付も停止されているとのこと
実際にやってみたところ、BALMUDA Phone(バルミューダフォン)を選択することができるのですが、
手続きを進めていくと、機種選択で「在庫なし」になってます。
なぜ、急に販売停止?
なぜ、急に販売停止になったのか?ニュース記事を読むとどうやら、「電気通信事業法に基づく技術基準適合認定」に問題が見つかったとのこと、
端末の製造元である京セラから「技術基準適合証明」の認証に関して確認すべき事項が生じた」旨の連絡を受けたことに伴う措置とソフトバンクが回答しているそうです。
いわゆる「技適」といわれるものです。
2種類あり、
1.電気通信事業法に基づく「技術基準適合認定」
2.電波法に基づく「技術基準適合証明」
技術基準適合証明
「技術基準適合証明・工事設計認証」とは、特定無線設備(小規模な無線局に使用するための無線設備)が電波法令の技術 基準に適合していることを証明するものです。 総務大臣の登録を受けた登録証明機関のみが行うことができます。
技術基準適合認定
技術基準適合認定
は、総務大臣の登録を受けた者(登録認定機関)等が、端末機器について、電気通信事業法に基づく技術基準に適合しているか否かについての判定を端末機器1台ごとに行う制度です。登録認定機関は、総務省令で定めるところにより、端末機器1台1台について試験等の審査を行った上で認定を行います 技適マークは、登録認定機関が、技術基準適合認定を行った端末機器に付します。
BALMUDA Phone(バルミューダフォン)は、京セラ株式会社が製造と電波認証申請を担当しているわけですが・・・・
一体何があったのでしょうか・・・
技術基準適合証明は厳しいぞ
「技適」には2種類あるわけですが、「技術基準適合認定」は未認証の端末を日本国内で使うことまでは禁止していない(禁止される場合もある)に対して、「技術基準適合証明」は未認証の無線機器を日本国内で使うことが法令で禁止されています。
まぁ、日本で販売されるスマホはこの技適2つとも取得していることが多いというか当然となっている感じですね。
過去の事例を見る
過去にiPhoneやPixel 6が「技術基準への不適合等リスト」に加わったことがあるが、販売停止までにはなっていない。
デュアルSIM対応のiPhoneやPixel 6でnanoSIMとeSIMとの組み合わせで、データ通信専用SIMでモバイルデータ通信を利用する設定にしていると、緊急機関(110/118/119)への発信ができないことが確認された。
メイン回線でnanoSIMを使い、サブ回線としてデータ専用のeSIMを使って、モバイルデータ通信をeSIMに設定している場合に起きる。ただし、モバイルデータ通信を音声SIMに切り替えることで、この不具合は回避できる。
音声SIMしか使っていない場合はこの不具合は起こらないため、販売停止までには至っていない。
これ以外には、ASUSの「ZenFone Max Pro(M2)」が、特定の周波数帯に対応しない不具合が確認されて販売停止になった。
何にせよ、BALMUDA Phone(バルミューダフォン)いろいろと前途多難な感じになってきましたね。
参照元:すまほん