前に、こんな記事を書きました。↓
簡単にまとめると、コロナ禍でノートPCの需要が増えたけど、世界的に半導体が不足しているから、値段が高騰するかもね。って話なんです。
とはいえ、一般のユーザーレベルまでその余波がくるにはもう少し時間があると思ってたんですが、そうでもないようです。
Acerが苦言、半導体不足は2022年まで続く
Acerの執行共同責任者であるTiffany Huang氏がとある取材でコメントしました。
世界的需要に対して供給が50%ほどしか満たせないとコメントしてます。
On any day I can only fill 50% of the worldwide demand.
そして、少なくとも、2020年の第 1 四半期または第 2 四半期までは、このペースは鈍いままですとも言っています。
参考サイト:Guardian Australia
半導体不足が続けばどうなる
半導体不足が長期的なものになるとどうなるかというと、予想はつくと思いますが、一部のデバイスの価格が上昇する。
また小規模企業はチップの価格上昇によって経営が圧迫されます。そなってくるともちろん、上昇分が価格に上乗せされます。
でも新商品は発表されてるやん
世界的に半導体不足といわれているが、新製品は出てますよね。AcerにしてもChromebookを発表したばかりですしと思った。
現状は半導体不足といいつつも、なんとか調達はできている状態のようで、今後はリリース時期が後ろ倒しになる可能性は大きい。
ちなみに、ソニーもPlayStation 5の供給が追いつくのは2022年だと予想されてたりします。これも半導体不足によるもの・・・
GPUの大手、Nvidiaはパートナー企業が製品出荷できるよう、過去モデルのGPUを再リリースすると発表していたりします。
CPU大手のIntelも平常運転に戻るには2023年頃と予想してます。
何気に大手が半導体不足に対して何かしらの対策をやり始めてるのでしばらくはあまり新製品はでないかもしれません。