Windowsもキー入力がMac方式になる?

ITニュース

Windowsだと「かな」と「英数」の入力切替は「半角/全角」キーを使う。
これが近々Macと同じ方式になりそうです。

マイクロソフトWindows Blogの12/20公開版によれば、Windows 10 Insider Preview 18305では、IMEのオン/オフを切り替える設定を強化しているという。これにより、スペースバーの左右にある[無変換]と[変換]キーの動作が変わるとか。

従来の再変換などが割り当てられていたが、今回の変更により「無変換」はIMEオフに「変換」はIMEオンとなる形で、MacやiOSのJISキーボードと同じ方式になるようです。
しかし、キーボードによっては、「無変換」、「変換」キーないのあるじゃない?

ブログでは、「フィードバックに基づき「変換」キーをIMEオンに「無変換」キーをIMEオフにする設定を既定にしています。」と説明している。
Macと同じくスペースバーの左にある[無変換]キー(Macでは[英数])で英数字(IMEオフ)、スペースバー右の[変換]キー(Macでは[かな])でIMEオンが割り当てられる。

そうなるのであれば、キー入力の方法が思いっきり変わる・・・・
使い慣れたwindowsユーザーは日本語を使う場合に非常に面倒だ・・・

[英数][かな]キーが初めて搭載されたのは1990年発売のApple Keyboard II JIS 。
Appleの日本語環境の多くを作り出したエンジニア、木田泰夫さんが考案した。
当時はPC-9801全盛期で、そのころのMS-DOSマシンのキーボードはDOS/VのOADG 109キーボードも含め日本語変換関連のキーが入り乱れていたので、Macはシンプルに行こうと[英数][かな]に決めたという。

木田さんは、日本語と英語の切り替えキーを、モードを順次切り替えていくトグル方式ではなく、[英数]キーを押せば英数に、[かな]キーを押せばかなになる方式になった理由について「脊髄で学習できるようにしたかった」と説明している。

今後キーボードが変わるなら、既存在庫を一斉に安売りが始まりそうだ。

年寄りにはついていけない仕様になりそうで、混乱はおこるだろう。