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Macで動作するマルウェア「フルーツフライ」を作った作成者逮捕される

ITニュース

Mac OSは比較的、ウィルスやマルウェアは少ないと言われていました。
主な理由は、Windowsに比べてユーザーが少なかったからなんですが、最近はMacユーザーが増え、攻撃者の標的になることが増えてきました。
windowsベースのマルウェアが異常に多いとも言えますが・・・・

そして今回、「フルーツフライ」というマルウェアを作成した28歳男性が逮捕されました。

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マルウェア フルーツフライとは

被害を受けたコンピューターのウェブカメラとキーボードを犯人が完全にコントロールすることを可能にする。
2017年1月に、このウイルスを最初に発見したのが、マルウェア対策ソフトを製作・販売している「マルウェアバイツ」社の専門家でした。
既にApple社はセキュリティーパッチを配布している。
また第2世代の「フルーツフライ」は、デスクトップのスクリーンショットを撮影、キーの入力を記録、ウェブカメラを使って写真の撮影ができた。
さらに、「フルーツフライ」はどのウイルス対策ソフトでも特定できず、個人用のものも含め少なくとも数百台のコンピューターに被害を及ぼすしていた。
Windows版のフルールフライが既に亜種としているようです。

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逮捕の理由

オハイオ州ノースロイヤルトンのフィリップ・R・デュラキンスキー(Phillip R. Durachinsky)容疑者28歳の男性が起訴されたわけですが、
容疑が、2003年から2017年1月までの間、作成したマルウェアを使用して、個人情報、納税記録、パスワードおよび「他人には知られたくない通信記録」を盗んだとされています。
13年以上にもわたって、何千人もの米国人のコンピューターをマルウェア感染させ、極めて個人的な情報や交信記録を盗んだことになります。

今のところ、作成目的はわかっていないようですが、怖いものです。

容疑者は何をしていたのか

フィリップ・R・デュラキンスキー(Phillip R. Durachinsky)容疑者は作成したマルウェアを使用して、個人情報、納税記録、パスワード等を盗んでいたようで、
さらに盗んだユーザー名とパスワードを使用してオンラインアカウントをクラッキングしさらに情報を盗んでいたようです。

どのタイミングで容疑者にたどり着いたのかは訴状には書かれていなかったため、不明です・・・

Macはもう安全ではない

Macユーザーの中にはいまだに、自分たちのプラットフォームはマルウェアに感染しないと思っている人がいる
しかし、13年以上放置されていたという事実を思えば、すでに安全ではないといえます。

Macだから安心と思ってる方、セキュリティーソフトを導入することを勧めます。