ブログなどのサイトを公開したときに気になるのが検索順位、自分が作成したコンテンツやページが、いったいどの辺に位置するのか・・・・
興味深い事柄が紹介されていました。
先に結果からいうと、サイトの公開からの期間やh1、h2要素、共通のホスティングサービスの利用はGoogleの検索順位には直接影響を与えるものではない。
検索順位に影響を与えていると一般的に思われているが、実はGoogleはまったく気にかけていない10の事実を紹介します。
10 Things that DO NOT (directly) Affect Your Google Rankings – Whiteboard Friday_1
動画を見て頂けたでしょうか。
1つ1つをピックアップして紹介していきます。
1.Webサイトの公開期間について
Webサイトを公開してからの経過機関はGoogleはまったく気にしていない。
Googelはサイトが公開されたのが、1998年なのか、2008年なのかまったく気にしていないようで、
昨日、今日、公開したサイトが昔からあるサイトより検索順位が上になることが多々ある。
これは、コンテンツがどの程度、人にとって役立つのか、リンクやオーソリティのシグナルなどが影響しているからで、公開期間と順位に相互性はあるものの、因果関係はない。
1998年に公開したサイトが今現在も、盛んに利用されていれば、リンク数、オーソリティ、リンク資産などのGoogleが気にかけるシグナルを多くもっていることになる、それによって、高い検索順位を獲得しているわけです。
昨日今日、公開したサイトでも、コンテンツが充実していれば、長くから運営されているサイトと同じオーソリティや影響力を短期間で獲得できるということです。
2.Googleのアプリやサービスを利用しているかどうかについて
GoogleはユーザーのGoogleアナリティクスアカウントで何が行われているのか、監視したり、GoogleアナリティクスやAdSenseのデータを覗いたりしているのでないか。
答えはあり得ません。
GoogleがユーザーのGmailアカウントを覗いていたなんてことになれば、Googleのサービスや製品は一気に廃れるでしょう。
なので、Googleのサービス、製品を使っているからといって、検索順位に影響することはない。
3.Webページの「いいね!」、シェア「+1」ツイートの数の影響について
最近、よく見かける、シェアボタン
Googleがシェアの数を気にかけているのか。
答えはいいえ。
GoogleはSNSシャア数をチェックすることはない。
ただ、間接的に影響が出る可能性はあります。
それは、FaceBookでシェアされたあとにある。
シェアした人がブランド認知を高める行動を取ったり、サイトの閲覧や検索、クリックスルーといった行動はGoogleが気にする部分になります。
関節的には影響する可能性はあるが、直接影響することはない。
なので、よくわからない業者からFaceBookのシェアを購入するなんて無意味なのです。
4.直帰率やサイト滞在時間の影響について
たとえば、サイト訪問者の平均滞在時間が2分として、業界の平均よりベンチマークより低かったと場合、GooleのWeb検索に悪影響なのだろうか・・・・
答えは必ずしもそうとは限らない。
滞在時間がやや短く、直帰率が高いことは、必ずしも悪いことだとは言えない。
読み込み速度の速いサイトを運営していて、必要な情報へとより早く人々を導いているのならば、サイト滞在時間は短くなり、直帰率が高くなることがあるためです。
ただし、サイトに訪問する前に検索結果ページにいた場合は少し違う。
「検索結果ページからあるページに移動して、またすぐに検索ページに戻った」となれば、そのページで問題が解決しなかったということになります。
5.サイトで利用している技術について
いまでは、NodeやReactといったJavaScriptライブラリが数多くあります。
利用している人もを多いと思います。
GoogleがURLをクロールして、ユニークなコンテンツを見ることができて、Googleが見たコンテンツとサイト訪問者が見るコンテンツが同じであれば、
コンテンツを表示するために何を使っているかはGoogleは気にしていない。
6.ナレッジパネルが検索結果の右側に表示される影響について
ナレッジパネルが検索結果ページに表示され、サイトに関する情報やWikipediaからの情報を提供してくれることがあります。
これらのことが検索順位に影響を与えるかと言えば、そんなことはない。
サイトリンクとナレッジパネルは、ブランドが成長して名前を知られるようになり、オンラインでもオフラインでも取り上げられる回数が増えたときに、
ようやく表示されるようになるものため、
検索順位に影響するのではなく、結果として、ナレッジパネルが表示されているのです。
7.共用ホスティングや安価なホスティングサービスの利用について
読み込み速度や稼働時間に問題がない限り、検索順位に影響することはない。
高価なサービスだろうが、安価なサービスだろうが、専用ホストだろうが、動作しているなら問題ない。
8.Googleがすでにデフォルト設定とみなしてる設定の影響について
Googleがサイトをクロールするときなどに、robots.txtが使われていない場合や、robots.txtファイルはあるが例外設定や拒否設定がされていない場合、
meta robotsタグがない場合、Googleはすべてをクロールしてすべてのリンクをフォローする必要があると考える。
meta robotsタグで「index, follow」などを使おうが、各リンクのhrefタグで「rel=”follow”」を指定しようが、グーグルがすべてをクロールできるようにrobots.txtファイルで指定しようが、検索順位が上がることはない
9.title要素をセパレートする文字の影響について
HTML文書のhead内にあるページのtitle要素では、ブランド名などを記述した後にセパレーターを追加し、単語やフレーズを入れることができます。
縦線(|)、ハイフン(-)、コロン(:)など、これはまったく影響しない。
Web全体で効果をもたらすような文字はまだない。
10.h1、h2、h3の見出し要素の使用について
よく聞く話
見出しをh1要素ではなくh2要素を使って記述すると、グーグルはその見出しを重要性が少し低いものとみなす。
実際のところ、h1、h2、h3のどれが使われているかをグーグルが気にかけているかどうかさえ不明です。
クリーンなHTMLとCSSを生成するためにそうするが、検索順位にはなんら関係ない。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
SEO的にどうだ、ああだと言われていますが、すべてが正しいわけではないようです。
やはり、地道にコンテンツを充実させる方が大事ってことでしょう。