ミニPCに外付けGPUで性能UP!OCuLink拡張ドック「DEG1」

ガジェット

私はゲーミングのデスクトップPCを普段利用しているのですが、もう5年ほどたちます・・・・
正直、PCでゲームするから利用してるわけですけども、場所とるし、定期的に内部のホコリを掃除しないといけないのが結構面倒です。
かといって、ゲーミングノートはちょっとなぁと思ってます。
理由としては、USBなどのポートの少なさがあります。ドッキングステーション使えよという突っ込みはナシで・・・・

そこで、候補にしたのが、ミニPCなんですけど、まぁこれも、USBのポートが少ない・・・
コスパはいいのだが、GPUがどうしても、見劣りする・・・・
そんな弱点を補うアイテムが登場した。「eGPUドック」です。

なんやそれ、ってなりますが、要は外付けGPUです。
一般的な使い方であればCPUの内蔵グラフィックスで事足りるのですが、ゲームするや動画編集するなどにはGPUは必須になってきます。

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どのミニPCでもいいわけではない

GPUを外付けできるのですが、各種メーカーから販売されているミニPCになんでも接続できるってわけではないです。
「Minisforum DEG1」はGPUとATX電源を拡張できるドックになります。
oculink を備えた MINISFORUM のミニPCが必要になります。
ミニPC側にある「oculink」と呼ばれるコネクターで接続します。

また、GPUとATX電源は別途購入する必要があります。
現在わかっている対応GPUは以下
RTX4060Ti
RTX2060
ASRock Radeon RX 7600 XT
RX 6800XT
対応GPUは今後増える予定

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実際の性能はどうなん?

一般的な外付けGPUはThunderboltで接続するものが多いですが、「Minisforum DEG1」はoculinkというコネクタです。
せっかく高価なGPUを購入しても、帯域幅が低くパフォーマンスが落ちるなら意味がない。
まぁマザーボードに直接接続してるわけではないので、パフォーマンスが多少落ちるのはしょうがないのですけどね・・・

で、本題のoculink接続ですが、帯域幅は最大64Gbpsで、Thunderbolt 4の帯域幅40Gbpsより約60%ほど高い。
ただし、OCuLinkはミニPCのNVMe用のM.2スロットの空きを利用する。よって実際の帯域幅は、搭載するM.2スロットのPCI Expressレーン数に依存する。「OCuLinkポートが搭載されているミニPCであれば、例外なくGPUパフォーマンスをフルで発揮できる」というわけではないので注意が必要です。

また、Thunderbolt 5と比べると劣ってしまう。
Thunderbolt 5は最大120Gbpsの帯域幅(80Gbps双方向、最大120GbpsのBandwidth Boostモード)に対応
他にも、Thunderboltはホットスワップ(PCの電源を入れたまま抜き差しすること)に対応しているが、OCuLinkは対応していない。

PCを起動しながら、「Minisforum DEG1」を取り外せないという不便さが残ります。

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コストをとるか性能をとるか

先ほどOCuLinkとThunderbolt 4を比較した場合は「Minisforum DEG1」が優勢ですが、2023年9月12日に発表されたThunderbolt 5には劣ります。
ただ、Thunderbolt 5は高い・・・新しいが故に、PC側もThunderbolt 5に対応しているものが少ないのが現状です。

性能をとるという人には、Thunderbolt 5対応のものを探す方がいいですが、コストを求めるなら、現状では、「Minisforum DEG1」がオススメできる。

個人的感想

はなから、GPUが必要な人は設置スペースによほど問題がない限りは、GPU内蔵のデスクトップPCを買うのが一番です。
すでに、Minisforum のミニPCを利用している方で、性能アップを望むなら、「Minisforum DEG1」を追加するのはアリだと思います。