私はWindowsのパソコンを利用してます。Windows10において、Chromeブラウザがメモリを食う・・・
Macでも同じくChromeブラウザはメモリを食うらしい・・・
macOS向けのブラウザで「Flotato」というブラウザがある。
メモリ使用量も少なく軽いブラウザのようです。
「ようです」と書くのは私がWindowsしか使ってないのでわからないから・・・・
今回はこのFlotatoブラウザを紹介するのではなく、Flotatoを開発するモートン・ジャスト氏が、ChromeとSafariでのメモリ使用量を比較した結果を報告したものを紹介したい。
Chromeのメモリの減らし方のコツは以下を参照してください。
Flotato VS Chrome VS safari
モートン・ジャスト氏が用意した環境が以下
2019年のMacbook16
CPU:Intel Core i9 2.4 GHz、8コア
メモリ:32 GB 2667MHz DDR4
GPU:AMD Radeon Pro 5500M 8GB
かなりのハイスペックで検証されてます。
仮想マシンにmacOS Big Sur環境を構築し使用状況のスナップショットを4ミリ秒間隔で撮るようにしたそうです。
macOS上ではChromeはsafariの10倍メモリを食う
実験その1
ChromeとsafariでTwitterを1つのタブで開いたときのメモリ使用量を見る
1つのタブでTwitterを開いたときのメモリ使用量の平均値が↑の図になります。
Safariが73MBに対して、Chromeが730MBとその差10倍
FlatatoはSafariよりさらに10MBほど低い
実験その2
TwitterにアクセスしブラウザをスクロールしてGmailを新しいタブで開き、メールを開く
ちょっと見にくいですが、TwitterからGmailと開く際に使用されるメモリとCPUのグラフです。黒い点がシステムと対話した箇所
Chromeは新しいタブを開いた時点で800MB近くメモリを消費しているがSafariだと新しいタブを開いてもメモリ消費量はほぼ変化がない。200MBのメモリの半分より下なので80MBほどだろうか。
ここでも約10倍ほどの差があることがわかる。
ストレステストで明確になるメモリ使用量
実験その3
54個のタブを開いて使用されるメモリとCPUを計測
黒い点が新しいタブを開いた箇所になります。
はい・・・
一目瞭然の結果ですね。
この結果にはモートン・ジャスト氏も結果が間違ってるのではないかと疑い。仮想マシンではなく自身のBigSurOSが入ったMacで試したそうですが、あまり結果は変わらなかったようです。
複数作業する場合はSafariを使え
モートン・ジャスト氏は「今回のテスト結果だけで全てがわかったわけではない」と述べてます。モートン・ジャスト氏が言うには「Chromeはメモリを多く使うことでブラウザを高速に動作させ応答性を高い状態に保つようにしている」と
確かにそうなのかもしれませんね。しかしChromeのみってわけにはいかないFinal cutやPhotoshopのようなメモリを多く使うアプリを利用する場合にはこれは困る。なので、複数作業を同時に行う場合にはChromeではなくsafariを利用するほうが効率はいいのかもしれません。
Chromeだけ完結するような作業の場合、(googleスプレッドシートなど)にはChromeのほうがいいのかもしれない。