ASUSからAMD Ryzen 4000Uシリーズを搭載した「ASUS ZenBook 14」が登場しました。
つい最近、海外でASUSはIntel製の第11世代CPUを搭載したモデルを発表してました。日本では売らないのかな・・・
ZenBook 14と言っても、種類は多く正直どのモデルがどういいのか、わからなくなることもしばしば・・・
今回は3つモデルから選択できる、大きな違いはメモリとofficeの有無になります。
それにしても、Ryzen搭載のモデル各社から出るようになったので、Intel一択の時代は終焉を迎えたと言ってもいい。
選べる3つの新ZenBook 14に大きな違いはない
今回ZenBook 14は3つのモデルから選ぶことができるのですが、大きな違いはない。
違いがあるのはメモリとOfficeの有無です。
細かなスペックは後で紹介するとして、違いの部分だけをピックアップします。
ZenBook 14 | |||
品番 | UM425IA-AM016TS | UM425IA-AM008TS | UM425IA-AM008T |
CPU | AMD Ryzen 7 4700U | ||
メモリ | 16GB | 8GB | |
ストレージ | 512GB SSD | ||
Office | Microsoft Office Home and Business 2019 | WPS Office | |
価格 | 131,637円(税別) | 118,000円(税別) | 108,910円(税別) |
CPUは3モデルとも共通Ryzen 7 4700U
詳しくは、AMD Ryzen 7 4700U モバイルプロセッサー 動作周波数 (標準/最大):2.0GHz/4.1GHz
キャッシュメモリ:3次キャッシュ 8MB
となっている。
グラフィックはCPUに内蔵されているRadeon グラフィックスです。
Microsoft Office Home and Business 2019のライセンスかWPS Officeのライセンスか、メモリ16GBか8GBって違いだけになります。
筐体も同じで後述するインターフェース周りも同じです。
ZenBook 14の詳細スペック
詳細スペックを紹介したいと思います。基本同じなので、「UM425IA-AM016TS」の詳細スペックを見ていきます。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 4700U モバイルプロセッサー 動作周波数 (標準/最大):2.0GHz/4.1GHz キャッシュメモリ:3次キャッシュ 8MB |
グラフィック | CPU内蔵 Radeon グラフィックス |
メモリ容量 | 16GB LPDDR4X-3733 |
ディスプレイ | 14型ワイドTFTカラー液晶 タッチパネル:非搭載 表面仕様:ノングレア 解像度:1,920×1,080ドット (フルHD) 外部ディスプレイ出力:最大3,840×2,160ドット |
ストレージ | SSD:512GB (PCI Express 3.0 x2接続) |
通信 | LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45) 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth 5.0 |
インターフェース | 外部ディスプレイ出力:HDMI ×1 USBポート:USB3.1 (Type-C/Gen2) ×2、USB3.0×1 カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード オーディオ:ヘッドホン・ジャック×1 |
バッテリー駆動時間 | 約21.1時間 |
バッテリー充電時間 | 約2.2時間 |
消費電力 | 最大約65W |
サイズ | 幅319mm×奥行き210mm×高さ14.3mm |
質量 | 約1.25kg |
付属品 | ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書、USBイーサネットアダプター、専用スリーブ、USB Type-Cオーディオジャックアダプター |
14型でありながら、A4サイズより少々大きい横幅で厚さは14.3㎜と非常に薄い。
重さも1.25Kgということで軽いにも関わらず、米軍調達規格「MIL-STD 810G」認証をクリアしており、耐久性もある。
インターフェースは少々物足りない感じ
スペックも高く、メモリもストレージも十分、高スペックマシンと言える仕様です。個人的に少々インターフェースが物足りないと思ってしまうところ・・・
USB Type-Cが2つにUSB3.0も1つあり十分じゃないかと思われるかもしれないが、有線LANポートはない。有線接続するには付属品の「USBイーサーネットアダプター」を使う必要があります。これはUSB3.0のポートを使います。
そして、充電ようのACアダプターを繋ぐと、USB Type-Cのポートが1つ埋まります・・・
有線LANを繋ぎ、かつACアダプターを利用するとUSB Type-Cのポートが1つしか使えないわけです。
付属の「USBイーサーネットアダプター」についてはHPにも画像がなかったので不明ですが、たぶん有線LANが接続できるだけの物でしょう。
ドッキングステーションのようなUSBポートを増やしたりできないだろう・・・・
外部ストレージやマウスを接続しようとするなら、インターフェースが少々物足りない。
外観は良し
天板はASUS定番の同心円状にヘアライン加工となっている、素材はアルミニウム合金
カラーはパイングレーのみと落ち着いた感じ。主にビジネス向けを狙っているのかな?
タッチパネルは非搭載ですが、画面の占有率は90%で広く使えるようになっている。
スクリーンパッドは非搭載
※英字配列ですが、日本での購入は日本語JIS配列になります。
ASUSの独自のスクリーンパッド、(タッチパッド部分が液晶になる)は非搭載。14型の筐体をギリギリまで使っているキーボードになります。
キーピッチは19.05㎜、キーストロークは1.4㎜となっているので、タイピングはしやすいと思われる。
また静音仕様なので、よほど強くキーを叩かない限り、「カタカタ、ターン」とはならない。
買うならどのモデル
今回のZenBook 14はどのモデルが買いだろうか・・・
個人的には、「UM425IA-AM008TS」か「UM425IA-AM008T」になると思う。
ノートPCでメモリ16GBも必要ないと思っているので、「UM425IA-AM016TS」はいらないかなと・・・
Officeも既にライセンスも持っているので、一番安いモデルの「UM425IA-AM008T」で十分かなと思ってます。Officeが必要な人は「UM425IA-AM008TS」がいいのではと思います。
購入検討中の人への注意点
もし、購入を検討している人は以下の点を注意してほしい。
先にも記載しましたが、インターフェースが少ないように感じるので、USBポートや有線LANポートが追加できる「ドッキングステーション」を合わせて購入することをオススメします。
知識のある人だとメモリを増設しようと思ったりするでしょうが、ASUS「メモリの増設や交換はサポート」していないので、保証が効かなくなる場合があります。
そもそも、追加できるスロットがあるのかも不明です。16GBのモデルがあるので、おそらく8GBの2枚挿しだとおもいますけど・・・・
簡単にまとめると
- ドッキングステーションを別途準備したほうがいい
- メモリの増設・交換はサポート対象外になる可能性あり