レノボ・ジャパンより、スリムな14型ノートPC「Yoga Slim 750」と「Yoga Slim 750i」が2020年9月4日より販売開始となります。
Yoga Slim 750と750iはどう違うのかと比較しようと思ってスペック等々を見てたら、ちょっと面白い選択しになってました。
結論を先に言ってしまえば、「Yoga Slim 750」はAMDのCPUを搭載し、「Yoga Slim 750i」はIntelのCPUを搭載したモデルになっている。
それ以外は同じ仕様です。
「Yoga Slim 750i」には14型以外にも15.6型が用意されているがこちらも基本的に同じ仕様で15.6型にはテンキーが付く
Yoga Slim 750とYoga Slim 750iのスペック比較
Yoga Slim 750iの15.6型は基本構成は同じなので、のちに記載する外観だけ紹介します。
Yoga Slim 750 | Yoga Slim 750i | |
OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit |
CPU | AMD Ryzen 5 4500U
2.30GHz (最大ブースト・クロック:4.00GHz) 6コア |
インテル Core i5-1035G4
1.10GHz (ターボブースト時 3.70GHz) 4コア |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 512GB (PCIe NVMe/M.2) | 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
ディスプレイ | LEDバックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) | LEDバックライト付 14.0型 FHD 広視野角液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) |
ビデオ・チップ | AMD Radeon グラフィックス | CPU内蔵(インテル® Iris® Plus グラフィックス) |
インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-Cx1、USB2.0 Type-Cx1、USB 3.2 Gen1x2、HDMI、microSDカードスロット、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック | USB 3.2 Gen2 Type-Cx1、USB2.0 Type-Cx1、USB 3.2 Gen1x2、HDMI、microSDカードスロット、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック |
無線LAN | Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) | Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
オーディオ機能 | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
サイズ | 約 320.6×208.2×15.1mm | 約 320.6×208.2×15.1mm |
重さ | 約 1.36kg | 約 1.36kg |
バッテリー | 約 20.4時間 | 約 23.7時間 |
見ての通り、違いはCPUになる。バッテリーは使用方法によって電力消費が変わるため必ず20時間以上使えると保証してるものではない。
しかし、若干時間が違うのはCPUの消費電力の差なんだろうか・・・
Yoga Slim 750iにはi5のモデルの他に、
Intel製CPUでi5とi7が選べるというはよく見かけるがそこにAMD Ryzen 5が選択肢としてあるのは珍しい。
ちなみに、価格は
Yoga Slim 750i 想定販売価格は12万8800円~(税別)
となっている。Intel製のほうが1万円ほど高くなるようです。
ディスプレイパネル周りをナローベゼル仕様にし額縁が狭く画面は広くと14型でありながらも十分な画面の広さをもっている。
インターフェースと外観
Yoga Slim 750とYoga Slim 750iは見た目も同じです。
- USB2.0 Type-C(Power delivery対応)
- HDMI
- USB3.1 Type-C (Power delivery対応、Display出力機能付き)
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- microSDメディアカードリーダー
- USB3.0
- 電源ボタン
画像は英字配列ですが、キーボードは84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列、バックライト付きの日本語配列になる。
素材な何かまではわかりませんでしたが、メタル製のようで、片手でも開けやすい構造になっているようです。
本体カラーについての記載がレノボのHPにはなかったですが、カラーバリもありそうです。750iのスペック表には「スレートグレー」という表記があったので、(上の画像の左側)このカラーはありそうです。750のスペック表では「オーキッド」という表記があったため(上の画像の中央)のカラーはありそうです。
※スペック違いで色が決まっているのか、各モデルにカラーバリエーションがあるのかまでは不明です。
Yoga Slim 750iの14型と15.6型の見た目の違い
Yoga Slim 750iには15.6型がある。こちらも、基本スペックは14型と同じで「CPUがi5メモリ8GB」と「CPUがi7メモリが16GB」を選択できる。インターフェースも同じ位置で違うのキーボードの箇所のみと言える。
※画像は英字配列ですが、日本で購入時にはJIS配列になります。
基本的に14型にテンキーが追加された形になる。そして、14型だと左右にあったスピーカーが15.6型だと、キーボード上部になる。
あとはヒンジの箇所が14型と15.6型で違うぐらいではないだろうか。
どっちを選ぶIntelかAMDか
ひと昔前であれば、Intel製で一択だったのですが、AMDも昨今巻き返しを図り、Ryzenシリーズが好調でコストとパフォーマンスを両立している。
買う予定はないが、もし購入するのであれば、私ならどっちだとうかと真剣に考えた。
結果
・ハイスペックのマシンが欲しい場合は「Yoga Slim 750i」IntelのCPU i7搭載モデル
を買うかなといった感じです。
Yoga Slim 750とYoga Slim 750iの価格
価格については以下
Yoga Slim 750i 14型 想定販売価格は12万8800円~(税別)
Yoga Slim 750i 15.6型 想定販売価格は13万2800円〜(税別)