Windows 10の大型アップデート「April 2018 Update(1803)」が一般ユーザー向けに配信開始になりました。
開発中には「Redstone 4(RS4)」と呼ばれていたものです。
現在は2018年秋に向けて「Redstone 5(RS5)」が準備中だとか・・・
で今回Windows10新エディションが追加された。「Windows 10 Lean」と呼ばれるものだが、一体どのようなものなんだろうか。
Windows 10 Leanって何よ
Windows 10 Insider Preview「Build 17650」の中に「Windows 10 Lean」をいう謎のエディションが含まれていると、
LucanというTwitterアカウント主がツイートしていたことから噂が広まった。
このツイート主が言うには、Windows 10 Proの64bit版と比較して2GBほどファイルサイズが小さいそうで、その分、壁紙やWindows10の他エディションに含まれているファイルが含まれてないと・・・
例えば、CD・DVDの読み書きに必要なドライバもない、「レジストリエディタ(regedit.ext)」も含まれていない。
ただ、「Windows 10 S」のように「コマンドプロンプト(cmd.exe)」やレジストリエディタの実行自体はブロックされておらず、ファイルを移動してくれば問題なく利用できるらしい。MMC(Microsoft Management Console)のようなコンソールも同様のようです。
Windows 10 Leanの目的はなんだろう
米Windows Centralのザック・ボーデン氏は、自身の情報源を基に同エディションの狙いについて、以下のように述べている。
「16GBのストレージサイズのデバイス」をターゲットにしている。
もしや、Windows8のときに、大量に出回った低価格Windowsタブレット、低価格ゆえに、ストレージが16GBや32GBしかなく、16GBのストレージに至っては、ストレージの大半をOSが占有し、空き容量が少なすぎて、まともに使えなくなった問題を解消するためのエディションなのかもしれない。
また、Windows 10 Leanが「Windows Core OS」ではなく、あくまで既存のWindows 10から必要性の低い大量の機能(ファイル)をそぎ落とした単なる「改編版」であることを示唆している。
Windows 10 Leanいつ手に入るのか?
Windows 10 Leanが実際にRS5世代で提供されるのであれば、その狙いや最新の取り組みについて、RS5の配信時期である2018年10月までに何らかのアナウンスあると思われます。