マルウェア「Emotet」の最新の解析結果が警察庁から公表された。
なんと、「Google Chrome」に保存されたクレジットカード番号や名義人氏名、カードの有効期限を盗み、外部に送信する機能が追加されたことを確認したという。
復活してしまったEmotet
電子メールに添付されたファイルから感染するマルウェア「Emotet」なんですが、2021年1月27日のEUROPOL(欧州刑事警察機構)を中心とした停止措置により活動を停止していました。
しかし、2021年11月中旬ころから活動を再開していることが確認された。
警察庁が入手したEmotetを解析したところ、情報窃取の対象となるメールソフトの種類が拡大していることが判明
2022年に入ってからもEmotetの感染拡大は続いており、日本は他の地域にくらべ突出している。
日本人のITリテラシーはどこへ・・・・・
感染経路
Emotetの主な感染経路は、メールの添付ファイルです。
メールにはパスワード付きのZip形式で圧縮された文書ファイルで、パスワードはメール本文に記載されており、ファイルを開くと、埋め込まれたマクロを実行を促す内容が表示される。
※圧縮されていない場合もあります。
実行するとEmotetに感染する仕組みです。