Googleがノートパソコン市場に再び挑戦状を叩きつけた。その名も「Googlebook」。AndroidとGemini AIを核に、プレミアムな体験を提供するまったく新しいコンセプトのノートPCだ。

Googlebookとは何か?
AndroidとGemini AIをベースにしたOSで動くノートPCで、ChromeOSのデスクトップ感覚と内蔵セキュリティはそのままに、AIツールが標準搭載され、Androidアプリをフルに利用できる。ChromeOSとの最大の違いは、Geminiが単なる付加機能ではなく、OSの根幹をなす存在である点だ。
注目の機能
- Magic Pointer — カーソルを振るだけでAIが文脈を読み取り、次のアクションを提案する
- かこって検索 — AndroidスマホからChromebookへは約1年かかったが、Googlebookでは即座に利用可能
- Create Your Widget — カスタムウィジェットをAIで素早く生成できる最新機能
- Androidアプリのフル活用 — スマホ向けの新AI機能をほぼリアルタイムでノートPCへ展開
開発者が語る「直感的」の意味
「Googlebookの開発を始めたとき、私たちは直感的なものを作りたいと考えた。その出発点はなじみ深さにある。すでに使い慣れているAndroidスマートフォンを土台にし、人々がすでに知っている動き方・振る舞い方・関わり方を取り込み、さらに広げた」— Alexander Kuscher氏(Google ノートPC・タブレット部門 シニアディレクター)
発売時期とパートナー企業
2025年秋、年末商戦に間に合う時期に登場する予定。立ち上げ時のハードウェアパートナーは以下の5社だ。
- Acer
- ASUS
- Dell
- HP
- Lenovo
搭載プロセッサはIntel、Qualcomm、MediaTekのx86またはArmアーキテクチャで、さまざまな形状・サイズで展開される。すべての製品に共通するのは「プレミアム製品である」という一点で、廉価な入門機という路線はとらない。
Chromebookはどうなる?
Googlebookが登場しても、Chromebookがすぐになくなるわけではない。現行の新型Chromebookには10年間のサポートが付いており、教育市場では引き続きChromebookが主役であり続けるだろう。ただし長期的には、上位のChromebook Plusモデルが新しいOSへ移行する可能性がある。
まとめ
- GooglebookはAndroid+Gemini AI搭載の新世代プレミアムノートPC
- Magic Pointerなど、AIが前提の独自機能を搭載
- AndroidベースでスマホのAI機能を即座にノートPCへ展開できる
- 2025年秋にAcer・ASUS・Dell・HP・Lenovoから登場予定
- Chromebookは当面併存、教育市場は引き続き同製品が担う
